ルビアスと言う名の女の子
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「舐めるな!」 振り下ろされた剣を避け、思いっきり蹴りを入れ吹き飛ばす。
「ほら、終わりか? こいよ」 俺はわかりやすい挑発をする。
「くっ、おい行くぞ! 」 「おうよ!」
と。残りの2人が俺に向かってくる。この二人は無駄に動きながら連携をかけてくるが大したことがなかった。
「おいおい こんなもんか? なら…俺のターンだよなっと」
俺は二人の連携を躱し続けるのに飽き、1人には回し蹴りをお見舞いし、もう1人には剣を向けた。
「チェックメイトだ。そこの二人連れてさっさと帰んな。」
「っ……お前生きて帰れると思うなよ…」
と。すっかり戦意喪失し、1人を起こし最初に吹き飛ばした人を抱えて帰っていく。
「…君…どうして助けてくれたの?」
「ん? 君が困ってたみたいだからさ、助けるのは当然だろ」
「あははっ ありがとね それにしても強いね君 あの人達一応兵士さんの隊長とかなんだけど…」
「それにしては弱かったな」 俺は微笑しながら言った。
「あはは…っと、さっきは言いそびれたね 私の名前。」
「おう そうだったな。聞いてもいいか?」
「私の名前は サケイノ・ルビアス っていうの、よろしくね えと…」
「夕露 アキラだ よろしくなルビアス」
「アキラ君ね うん よろしくっ」 ニコッとルビアスは微笑んだ。その顔はとても可愛かった。
俺はこの国 サケイノ国のことを色々ルビアスに聞いた。 もちろん俺の詳細も話した。するとルビアスは 私も協力するよ なんて言い出した。 この世界での探索を続けるため俺はルビアスと一緒に少し長い旅をすることになった。 のをあの時の俺は知る由もない。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ