ルビアスと言う名の女の子
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サケイノ国を探索のため俺は歩き出した。 ここで1人の女の子に出会う。出会いはとてもベタな感じだった。
「きゃ??」 「うおっ」
と。歩いているといきなり前からぶつかってきた。俺は油断していたため尻もちをつく。ここで俺は気づくとても際どい形で倒れていたことに。どんな形かだって? それはな? 俺が女の子に押し倒されてるんだよ。
「いてて…」
「す、すみません…大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫だ。」
「そうですか…ならよかったです」 ふぅ…と安心し、なぜか一向に退こうとしない。俺としてはラッキーというか最高なんだけどさ。
「……そ、そろそろどいてもらっていいか?」
「へ…? あっ! ご、ごめんなさい 私ったら気づかず」 ぴょんと跳ねるように俺の上から退き。
「いや、大丈夫だ。 っと。」
俺も立ち上がる。
「怪我がなくてよかったです、私はー」
「「まてー!!」」
「おとっ こんなことしてる暇ではなかったです。 すみませんまた会えたらお礼するね」
「え? ちょ、まっ」
俺が止めようとした時にはもう走り去っていた。 その後に続きさっき、まてー と言っていたやたらゴツいおっさんどもが続く。
「おい、ユーリス」
「はい、なんでございますか? アキラ様」
「あの女の子追えるか? できれば気づかれずに」
「それはもちろん♪ 追うのは構いませんが…どうしてそのようなことを?」
「んー? まぁ説明は後だ頼むユーリス」
「はい♪ では…テレポート!」
俺はユーリスに気づかれないように追跡してもらい狙い通りの展開になっていた。
「さぁ、姫様城にお戻りください。 王様が怒っておられますよ。」
「いや! 私は自由でいたいのお城の中退屈だから外に出たかったの! もう嫌なの、剣術、政治のこと色々やったきたけどつまらなかったし…」
「そう言われても姫様にはやっていただかなくてはいけなかったのですよ」
「とにかく私は戻らないからねっ」
「ダメです 戻ってー」
「おい お前たちー 女の子を囲むなんて男がすることじゃないだろー」
俺は棒読みでわざとらしく言いながら、助けに入った。 もちろんこのやたらゴツいおっさんどもが姫を追いに来たとわかっていながらの行為である。
「あれ? 君は」
「なんだ貴様は! 」
「んー? 俺は通りすがりの旅人? ほら嫌がってるんだから離れろよ」
「貴様には関係ないだろう! 邪魔をするなら容赦はせぬぞ!」
「おー怖いなぁー 」
「逃げぬなら遠慮はせん! 」
と。ゴツいおっさんの1人が俺に向かって斬りにかかってくる。が俺は棒立ちのまま。
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