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『自分:第1章』
『再:犬っころ』
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近に、あんたを想う人が居らんか?
ちゃんと見てくれてる人、陰で背中押してくれてる人、見守ってくれてる人...居らんか?


零那の話を黙って聞いてた犬っころが話し出す。

父親に何を言われても、理不尽に罵られても、母親は解ってくれてると...認めてくれてると...

母親が味方なら、何より誰より有り難い。
素晴らしい。
美しい。

それは犬っころの強さになる。
母親の為に、自分自身の為に、頑張るしかない。
むしろ自信なんか無い方が良い。
失敗もしたら良い。
無力でも弱くても良い。
とことん信念突き通してやり抜いたったら良い!!

あんたなら出来るっ!!!


『俺はやれる!!
やるしかない!!
絶対負けん!!』

犬っころが、そぉ力強く叫んだ。

この子ならいける。
不思議とそぉ思えた。

ニコニコ笑顔でバイバイした前回。
だから今日は超元気だった。

で、零那がカラオケなら付き合うって言ったから、また妙に元気になってノリノリの歌ばっかり。
聴いてるのはアカペラやけど...。


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