暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
18ー特別講演 (絶対防御と音の死神)
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そしてWinの文字が僕に出る。

「残念でした♪そしてごめんね?」
「な…!」

アクトは呆然としているが。僕は笑って。

「知ってるかい?世の中に『絶対』はないんだよ?」
「でもお前…降参って。」
「リザイン!とは言ってないな〜。降参にはならないね?」

そうするとアクトは最初はポカーンとしていたがそれを聞いてふっと笑って。

「ハハ…何が頭いいねだ。お前の方が食わせ者じゃないか!」

僕はそれを聞いて。笑いを崩さないで。

「それが僕。音の死神スノードロップだよ♪勝てない相手に姑息に勝つ。あ、ということでハロウィン・パーティーきてくれる?」

そうするとアクトは少し考えて。笑って。

「ああ、いいぜ!」
「んじゃ♪これ♪」

僕はハロウィン・チケットを渡して。

「ソーニャ!人数揃ったからパーティーの準備しよう!」
「ふあ…そうですね…。」

ソーニャがふわっと僕の肩に乗ると目の前に鏡が出現する。

「んじゃーね!アクト君!ハロウィン楽しもうね?」
「…ああ!」

そしてソーニャとスノーが鏡に入ってから。

「なるほど…。ああいうのも強さか…。まだ戦いもつまらなくないな。」

アクトは満足そうにそう呟いた。





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