第四話
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ルナもホントウはソルとオナジヨウな杖ナンデショウ?」
「そりゃソルとルナは若干の違いは在るけれど基本は同型だけれども?」
ソルは近、中距離、ルナは若干遠距離よりの使用だ。
「ワタシ、ルナとケイヤクスル」
「は?」
「イイデショウ?」
キラキラした眼で俺に懇願するソラ。
「う…」
「オネガイ」
「…ルナの意思も聞いてみないと」
『私なら構いません』
な!?
『アイオリアはソルに任せます。ソルにしてみればアイオリアを独占できて嬉しいんじゃないですかね?』
「…そうなのか?」
『………』
「何も言わないが?」
『照れているのですよ。ソルはクールツンデレですから』
なんだってー!?
てかルナ!何処でそんな言葉を覚えたんだ。
『と、言うわけでソラフィア、これからよろしくお願いします』
「ウン、コチラコソ」
そう言って嬉しそうにルナを俺の手から奪っていくソラ。
「解った…ルナはソラに任せる。けど先ずは契約が出来るか試してみないと。出来なかったら魔法は使えないんだからな」
「ウ…ソウダッタ」
その言葉にションボリするソラ。
そしてルナを待機状態から戻し、契約の準備に入る。
その後、ルナと何の問題もなく契約する事が出来たソラは凄く嬉しそうだった。
なんでもやはり魔法少女には憧れる物があったらしい。
それから俺はソラへの言語と魔法の教授が日課になっていた。
言語についてはまだまだだが、魔法についてはコモンについては難なく使えるようになっていた。
「それじゃあ今日から系統別の魔法の訓練に入る。系統については覚えているね」
「ウン」
「それじゃ先ず自分がどの系統か調べないと」
そう言って初級のドットの系統魔法を詠唱してみる。
そして解ったソラの系統。
「風か」
俺と同じ系統。
「ソレッテアオ、オナジ?」
「そうだな」
風ですか。
まあコレばかりは先天性の物だから変えようが無い。
だがしかしコレは考えようによってはかなりアレなのでは!?
バルディッシュに似た杖を持ち金髪で極めつけは奈々さんボイス。
や…ヤバイ!
「ソラ、フォトンランサーを唱えてみてくれ」
「へ?デキナイヨ?マダオシエテモラッテナイシ」
そうだった。
俺はすぐさまソルを起動して構える。
「一度見本を見せるから良く見て置くように」
「ウン」
そして俺は虚空に向って魔法の発動準備に入る。
『フォトンランサー』
「ファイヤ」
掛け声と共に飛んでいく魔法。
撃ち終り、俺はソラの方を振り返った。
「
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