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相棒達の物語
相棒達の物語〜火神大我編〜
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[9] 最初 [1]後書き
くてはならない」落ち着いた口調だった

黒子は火神の《影》であり、火神は黒子の《光》である
影はヒカリが強いほど濃くなり光の白さを際立たせる

前にそんなことを言っていた

「もっと、もっと…」


どうやら、黒子は黒子なりに考えがあるようだ

フー…と火神は息を漏らした

そして、黒子の頭をポンポンと叩き「あんま、根気つめんなよ」
そう、一言だけ呟いた


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夕方近くなり、黒子は先に帰っていってしまった
黒子が言った言葉がなんとなく、頭に残ったままだ

「もっと強く…か」

火神はボールを見ながら、スリーラインに立つとシュートホームをつくった


シュッ

回転が綺麗にかかる


スパッ


ゴールした音が辺りに響いた




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