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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第450話】
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だけ持っていくものがあるから荷物まとめてからお兄ちゃんの部屋に行くからね?」


 何か持っていくものがあったらしく、美冬は俺と未来の顔を交互に見ながらそう告げた。

 何とか腕に力が入るようになり、よろよろとしながら立ち上がる――足腰は特に問題なかった為、力が抜けていたのは一時だったのかもしれない。

 いつの間にか手の震えは止まっていたのは有り難いが、しょっちゅう擽られるのは敵わないな。

 そう思いながら、俺は二階の自室へと向かって階段を上っていった、勿論美冬と未来の二人も一緒に――。
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