第6章 流されて異界
第102話 ユニーク
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き出した毒液に等しい百足の黒い体液が俺の身体を穢し、残り少ない生命の灯を消し去ろうとする。
しかし! そう、しかし!
そんな事は委細構わず、返す刀で更に鎧に等しい百足の表皮を斬り裂く俺。
銀杏の木を薙ぎ払い、桜をへし折り、学校を取り囲むフェンスに向かって突き進む黒の奔流。
そして――
そして、背中に堅くざらざらとした物質。学校の敷地とそれ以外の場所を仕切るブロック塀を感じた瞬間、俺は自らの意識を手放したのだった。
最期の瞬間に目にした存在とは――
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