第2話 己が妖力
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りかよ…。
俺は着替えて腰に刀を差しレミリアのとこへと向かった。
コンコン…。
「入りなさい」
「失礼します!」
「あら?変なスイッチでも入ったの?」
「一応執事なら執事らしくしとこうかなと」
「そう…ま、いいわ…ふぁ…私は寝るわ」
「そうか、なら俺は館の奴らに挨拶だな」
「言っとくけどあなたが執事長…妖精メイドとかいるけどそれの総責任者だからうまく統率なさいよ。あと地下室には絶対に近寄らぬこと」
「わかりました、お嬢様」
「じゃ、おやすみ」
「はい、おやすみなさいませ」
ガチャ…バタン…
「早速面白そうなもの発見だな…地下室か」
ん?子供?メイド服着てるけど…。
「えーっとそこの女の子ー」
「はい…あなたは誰ですか?」
「おれは今日付けで執事長なんだけど」
「失礼いたしました。私は十六夜咲夜です」
あ、なんか面影あると思ったら咲夜さんでしたか…。
「あーいいよいいよんなかたっ苦しい、俺は凪離四季夜んで咲夜、地下室ってどこにあるか分かる?」
「はい…知ってはいますが立ち入りは禁止になってるはずです」
「ちょっくら様子を見にいかねぇ?」
「いけませんよ!お嬢様の言いつけは守らないと!」
「大丈夫だろ…ばれなきゃ」
「でも…」
「きになるだろう?」
「ちょっとだけですよ…」
勝った♪
そういや図書館はパチュリーと小悪魔がいるのか。
「じゃあ行くか!」
ついたけど何もねぇなぁ…。
「ちょっと不気味ですね…」
「ま、しゃーねーさ」
うん?この部屋…なんかいるのか?
「咲夜…下がってろよ?」
「は…はい…」
ガチャ…
「誰?」
「ん?俺は凪離四季夜ってんだけど…なんでこんなところに?」
「私はフランドールここから出られないの…ねぇ四季夜…私とアソボウヨ…」
その瞬間俺は咲夜を抱えて扉の外へ飛び出た。
ボゴーーーーンッッッッ…。
「あぶねぇな…」
「四季夜さん!」
「大丈夫だ!咲夜は俺の後ろから絶対に出るな!こいつは…正直普通じゃない」
「アハハハ!コワレチャエ」
「ちっ!重符!地を沈めて世は重圧の世界!」
「アハッ…ギュッとしてドカーン」
「グッ!」
「四季夜さん!左腕が」
たしかありとあらゆるものを破壊する能力だったか…。
「禁忌レーヴァテイン」
マズっ!
俺はとっさに腰の刀を抜いてそのまま振り抜く。
ガキーーッッッ…
「草薙の剣で良かった…」
ギィーンギィーンガキッピシッッ…
「ピシ?」
ピキーンッ
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