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Supernatural power
第2話 己が妖力
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地を沈めて世は重圧の世界」

その瞬間その2人の弾幕も2人も地に伏して動けなくなった。

地面にあたった弾幕は弾けて爆発する。

「まだやる?」

「ちっくしょう…お前…何者だ…」

「最近永遠亭で居候してる凪離四季夜っ言うんだけど」

「あなただったのね…」

「君が藤原妹紅とそっちが蓬莱山輝夜だよね?」

「ちっ」

「そうよ…」

「喧嘩はよそでやってくれないかな?」

「なんでお前に決められなきゃなんねぇんだよ」

「潰されたい?」

「は?」

「え?」

「このスペカはね…力を込めて腕を下げればどんどん重圧が強くなっていんだよ」

「なっ…グゥ…」

「カハッ…う…」

「どうする?」

「わ…か…った」

「わか…っ…た…わよ」

「ならよし!」

俺はスペカの能力を解いた。

「こうも早くスペカを使いこなすなんてね…それに姫様の喧嘩を止めたのはあなたが初めてよ?」

「そうなの?ま、いいや…一件落着!」

「あの野郎…次は絶対」

「負けないわよ」

なんやかんやで仲いいんじゃないだろうかと内心微笑んでいた永琳であった。




「はぁ…つかれた」

スペカ3枚とも使っちゃったなぁ…もう3枚も作るかなぁ。

そう思いながら机に突っ伏すおれだった。



1ヶ月後

「永琳俺ちょっと旅出てくるわ」

「急にどうしたの?」

「ちょっと色々見て回りたくなってね」

「そう…ま、行って来なさい。たまに顔見せなさいよ?」

「ま、たまには帰ってくるさ」

「じゃあ行ってらっしゃい」

「おう!ありがとな!」

俺は特に持つものはなかったので刀を腰に差して迷いの竹林を歩く。

「あ!四季夜!どっか行くの?」

「あぁてゐか、罠にははまらんぞ!ま、鈴仙をいじめるのは程々にな」



「えぇー!あの反応が楽しいのに!」

かわいそうに鈴仙…骨は拾ってやるよ。


さてと!行くかなぁ…。



俺は当てもなくフヨフヨ空を飛んでいた。

「最初はやっぱ妖怪の山…いや白玉楼かな?いや…風見幽香にも会いたいし…どこ行こうかなぁ」

!?!?

ガキンッッ!

「あんたか…」

「いきなり斬りつけるなんて酷いじゃない」

「後ろでそんなでっかい妖気発生させられたら誰だって警戒するぞ」

「にしても大分最初と動きが変わったわね」

「まぁ鍛錬もしたしな…それより何の用だ?」

「最近不死人となったそうじゃない?」

「それがどうした?」

「あなたはおそらく今は相当強くなってる…私を倒せるかは別として」

「それがどうした?
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