第二章 彼と彼女の事情
第十話 三軍編成
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さん、あなたに負けないほど活躍して見せますからね。
吉井君見ていてください、吉井君が私のために頑張ってくれるように私も頑張ります!
「あの、先生はどうしましょう?」
そうでした、布施先生が置いてきぼりにしてしまいました。
「次の部隊の付き添いの先生が来られるまで私たちの監督をお願いしても良いですか?」
「勿論ですよ。」
Bクラスは後40人ぐらい、私たちで全滅させちゃうんですから。
そして、あの手紙を吉井君に渡すんです
「皆さん、やりますよ!」
「姫路さんが燃えてる……」
吉井君のためにも絶対に負けません
その手紙を自分と吉井君以外が見る可能性があるだなんて、私はこの時考えても見ませんでした。
___Cクラス 9:45__________
「私たちCクラスはこれよりBクラスとの同盟規約の下にBF戦役に参戦することを宣言します。私たちはまずBクラスの支援として、Fのチョロチョロ這い回ってるドブネズミどもの駆除を作戦目的とするわ。AからD班までは手分けして新校舎の一階の完全制圧、新旧の二階を一時的な制圧まで行いなさい、EとF班は手分けして情報収集をして。私たちが参戦するのだから絶対に勝ってもらうわよ!!」
「「応っ!!」」
「千早さん、勝負はまだまだ始まったばっかりよ……」
震える手を押さえつけながら私はクラスメイトたちに指示を飛ばしたのだった。
Cクラス参戦
___10:12 旧校舎二階_________
「それにしても妃宮よ、やはりお主の武器は少々チート過ぎはせんかの?」
僕らの目の前には、滑らかな動きで敵さんにショットガンをぶっ放しているちっちゃな僕(もちろん召還獣)が居た。
「嘘だろ……六人掛かりなのにもう三人も戦死だなんて……」
「引けっ、引けって。俺たちには無理だ、撤退するぞ!!」
そして戦闘終了。
逃げていく彼らは、今回は戦略的撤退として判定されたようだ。
殺る気はないけど、これもクラスのため、代表の為になるだろ。
「うむ、敵ながら同情を禁じ得ないのぉ」
撤退判定が出たのはもしかしたら対戦相手が僕だからなのかもしれないな。
僕の右隣には男装のままでゴホン、隠しきれない可愛らしさがチャーミングポイントの秀吉君と
「妃宮さん、召還フィールドはこのまま展開しておきますよね?」
「お願いします、高橋先生。」
学年主任であり、全校男子生徒諸君垂涎の的である高橋先生が左隣にいた。
さらに銀髪の僕、もうこれでもかと言うほど目立つ組み合わせです。
この案は代表殿からでたのですが……
やはり女としてしか見られているんですよね、僕は…(泣)
「妃宮さんは入ったばかりとは思えないほど操作が上手いですね。コツを掴むのがこんなにも早いとは天才肌なのでしょうか、もしかしたら教師陣とも張り
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