IF―BADエンド・ネタ
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「やっと出られた・・・!」
志玄は穴から這い出してそう言った。
だが。
「おう志玄、遅かったな」
「兄さん、待ちくたびれましたよ!」
「揃いましたね」
既に3人とも脱出していた。
「え、いつの間に・・・」
「「「2、3時間前」」」
案外早かった。
「と、とりあえずとっととこんな世界おさらばしましょう!
もうあんな奴見たくないですし!」
そう言って、志玄は駆け出した。
・・・だが、ルイスも琴音も泰斗も動かなかった。
「・・・先生?琴音?泰斗?」
「なぁ志玄、お前のいう『あんな奴』って・・・
これの事か?」
直後、3人の姿が豹変、青鬼と化した。
「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
志玄はパニックに陥り、逃げようとするが。
その前に、青鬼3体に囲まれた。
「く、来るなァァァァ!!!」
虚勢を張るも虚しく、青鬼が志玄の頭に食らいついた。
パキっという、心地よい音が、志玄の感じた最後の感覚だった。
・・・そんな訳でリトライ。
「いっそこの家ぶち壊してみるか」
「そうしますか先生」
・・・。
「ブラストブレイカー!」
「灼熱の双掌!」
「オラオラオラオラオラ!」
「・・・する事がない」
ちなみに、上からルイス、志玄、泰斗、琴音である。
オラオラオラオラ・・・は、妖刀で泰斗が殴り続けている音。
数分後。
パキパキ×4。
器物破損の容疑者達は青鬼が美味しく頂きました。
再びリトライ。
「待ってたらなんかないか試してみよう」
「・・・意味、ありますか?」
「多分あると思いますよ、兄さん」
「琴音、俺まだ話してない」
そんな訳で、待つこと数十分。
<ウワー、なんかキモいのが来た!
<逃げろ逃げろー!
<パキパキ×4
・・・青鬼が美味しく(ry
三度目のリトライ。
「おし、穴を掘ろう」
「・・・出来ますかねぇ」
「ウホッ、掘る?」
モグモグ。
・・・乱入者は一瞬で食われた。
「ともかく、やっていこう」
「やらないか?」
モグモグ。
・・・乱入者は青鬼が美味しく頂きました。
そして数分後。
<あああああああああああああ
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