コラボ編:ハロウィーン祭り:漆黒の滅殺者と純白の英雄
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ゼツのユニークスキル<爆炎剣>の能力である。
最も、先程スキルプレデターで喰わなかったら確実にジ・エンドだったが。
「ふーん、ゼツの中々使えるな」
「オオオオオッ!!」
そこに、止めを刺そうとリンが攻め込んで来たが、膝を付いてない俺を見ると、焦りの顔を見せ、下がろうとした。
「だが、慣性の法則には逆らえない!!」
さて、車は急には止まれない、と言う言葉をご存じだろうか。
かなりのスピードで移動する車は、かなり前からブレーキを踏まないと、減速は出来ない。
つまり、今回のリンはそれで、そのまま止まれずに突っ込んできた。
「<爆炎・焔斬加速>!!」
折角七割方回復した(と言うか回復してた)HPを焔を纏った太刀が次々と減らしていく。
「まだ……だ!!」
「いや、ここでチェックだ」
そのまま太刀を地面に刺すと、両手に焔を収束させ、地面に叩き付ける。
すると、焔は回転し、タイヤの様な形に変化する。
「おおお……<フレア………ストリーム>ッ!」
焔のタイヤは蹴られ、リンに激突すると、竜巻を起こし、上空へと吹き飛ばした。
「止めだ」
俺は跳躍すると、リンを丁度真ん中に来るように調整する。
「ヒッサーツ♪フルスロットル♪」
そして、脚の裏で空気を蹴って、リンを蹴り、空気を蹴って、リンを蹴るを繰り返す。
「デァアアアアアッ!!!」
『スピーーーーーーーーーードォゥ!!!』
何処かからそんな音が聞こえると、俺は着地し、リンは上空で爆発し、アフロ頭で地面に落ちた。
ライトSaibo
俺は頭を押さえて戦いを見ていた。
どう考えても、頭を押さえるしか無かった。
「……アイツ、チート過ぎるだろ」
隣のライトが言うと、俺は肯定するように頷く。
「……システムアカウント使われて創った奴だからな。酷い物だ……」
「ねぇ、あれって僕のも喰えるのかな?」
スノーが俺に聞くと、俺は頷いた。
「何でも喰うぞ、あれ。スキルなら本当に」
「じゃあ、私の奴も喰われたり……?」
すると、サナがライトの隣に来て言う。
「あれ?お前も何かあるの?」
「うん。一応は……」
「安心しろ、サナには指一本剣一本でも触れさせはしない」
何かライトが自信満々に言ってるけど、多分兆単位での人数でないと倒せないと思う。……一度で良いから倒れるところを見てみたい。長い付き合いだが、アイツがHPを切らせた所を見たことがないし、死にかけた所を見たことがない。
すると、俺はある妙案を思い付いた。
「ロード、ロード」
『あい』
突然、ロードが待ってました状態の声で出てきたので、少し苛ついたが、それは置いておく。
「ロード、融合」
『いきなり?でも、何故に?』
すると、俺はニヤリと笑って言う。
「お前、ダークが倒れると
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