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俺はやはり間違った選択をした
独りでも問題ない、問題があるのはお前らだ
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にいる。

 そして彼女もお嬢様らしい。

 まぁー話したことないししょうがないね!

 バーニングさん!!月村さん!!

 そして今ここにいない最後の1人を紹介しよう。

 長く綺麗な金髪に巨乳それに加えスタイルもいい上に運動神経抜群のフェイト・T・ハラオウンである。

 彼女が今日学校に来ていない理由はなんとなく想像がつく彼女たち高町・八神・ハラオウンそれに加え香山と聖は家庭の事情とやらで途中から登校したり午後から早退することがしばしばある。

 今回もその類のものだろう。

 これで人気のある女子についての説明は終わったなー。

 あれー1人足りないなぁ……まあいいか。

 とこんな感じな奴らがうちの学年の上位に君臨しているわけである。


☆☆☆


 放課後。

 それはボッチにとってある種の希望ともいえる。

 今までの窮屈な空間から逃れ完璧なフリータイムになるわけであって完全に1人となれる。

 だがそれを邪魔するものがあるそれは……

『帰りにクラスの奴らと一緒に帰る!』だ。

 帰り道「〇〇〇〜一緒に帰ろうぜ」っていうのがよくあるだろ。

 それのクラスの全然話さない奴と帰り道が一緒になっちゃったパターンだ。

 それはボッチにとってもきついものであることこの上ない。

 まあいつもの俺であればHR終了後すぐさま学校を出ていくが今日はそういうわけにもいかない。

 担任から職員室にくるよういわれているのだ。

 いったい俺は何をしたという。

 そんな不安と言い訳作りが頭の中でぐるぐるしているまま俺は職員室に向かった。




☆☆☆



 職員室のドアを開けた瞬間コーヒーの匂いが漂ってくる。

 これって職員室あるあるだよな、ちなみに俺のいた小学校の職員室もコーヒーの匂いだった。

 それはさておき目当ての先生の座っているところまで歩いていく。

 どうやら作業中のようで何か書き物をしている。

 俺がほんの数メートル手前までくるとこちらに気付いたようで手を止めてこちらを向いた。

「ようやくきたか羽武谷」

 いま俺の目の前にいるスーツに白衣を着ている長い黒髪の女性こそ俺のクラスの担任である糸井 静先生である。

 彼女は生物の先生だがたまに現国や数学の授業に出てくることもある少々変わった先生だ。

「本当は来たくなかったんですがね」

「そういうことを言うものではないぞ、私の拳が炸裂する前にな」

「善処します」

 俺は内心ひやひやしながら進路相談室に連れていかれる。

 糸井先生は煙草をとりだして俺に一言、失礼するといって吸い始める。

 生徒の目の前で煙草を吸うと
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