番外編その4
対ドウター戦での報告(4)
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をしてもらい、夜の10時頃に完全殲滅を終えたところだった。地上班には夕方に戦闘は終えたと言ったが、これはあまり心配をかけないようにしたためだ。もちろん夕方頃の下山城での会話は殲滅中に聞かせてもらった。
「ということは、一真様は実際戦闘終了したのが夜ということですか」
「そういうことだ。あまり地上には心配をかけたくなかったのでな。トレミーにいる者たちと戦闘に加わった者たちには箝口令をな」
「で、下山城で鬼の話を聞いた俺であったが、長期戦となったために一度風呂に浴びてから少し休憩をした訳。無論小波が沙紀の命令で食事をするところも聞いてはいたけど」
「一二三の話を聞いたあとに新米が入った米俵を送ったのはそのときでやがるか。そのあとはお休みになったと聞いたでやがるが」
「うむ。その時にはもう布団の中さ。さすがに疲れたのであろうな。緊張状態からぷつりと糸が切れた感じで寝たが。部下からの報告書もあってすぐに起きてから仕事を始めた訳だ」
「だからお兄ちゃん。少し疲れ目してたんだ」
俺はまあなと言ってから続きを話していた。そのときに一葉たちの会話を風の精霊たちが聞いていたらしい。朝になってから再び仕事を開始した。まあ深夜になったあとに寝たからな。目はスッキリした感じだったけど。今回は結衣が活躍していたな。クィーンアメリアスに乗っていた。あまりMSを動かせない女性隊員でも毎日の疑似シュミレーションをしていたらしい。で、沙紀が話していると下山城から早馬が来たらしい。どうやら長尾勢が行軍中との事。ようやく気付いたのか、武田の者たちは。で、俺は仕事を終わらせてからまた寝たけど。そして沙紀たちが躑躅ヶ崎館に戻ってきたと一緒に寝ていた結衣に起こされてから部屋に付いているシャワーを浴びてから普段着に着替えてから、到着したゼロを空間にしまった。そして沙紀たちが詩乃たちがいる部屋に戻ったあとに話をしていたので髪は濡れたままにしてから結衣と共に向かったのだった。
「と、そこからは武田家の軍議での事となったという訳だ」
「なるほど。そしてお兄ちゃんの話を聞いて私の部隊を動かそうとなったの、お姉ちゃん」
「・・・・事前に相談していたということ。薫」
「そうだよ、お姉ちゃん。ダメって言われても山葵を入れるのはホントのことだけどね」
「それに友達も増えてよかったではないか。まあそのあとの軍議のあとに鑑識からの報告を聞いた訳だ。そして部屋の隅っこでずっと作業をしていた。詩乃たちの説明をするためにね。おかげ様で食事もしていなかったけど、ようやくちゃんとしたもんを食えるぜ」
「そういうことでしたか。なるほど、一真様がずっとやっていた真意が聞けてホッとしました。ですが・・・・」
「分かっているよ。今度は食事をとりながら作業をす
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