二十二章
光璃と美空との関係について
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悟してね♪悪漢どもに御仏の慈悲は無用なんだよっ!あと、元々北信濃に居た領主ちゃんたちも管領さまを頼ってきてるのよねー。だからさっさと北信濃から撤退して、甲州に戻んなさいな、山猿ちゃん♪・・・・・・・意訳すればこんな感じですかな?」
「うむ。あっぱれである」
「光栄の至り!」
「あんたらその辺の松にでも吊るしてあげましょうか!」
「いやはや。そのようにお褒めの言葉を頂かなくても」
「褒めてないわよ。・・・・っていうか、何でその手紙をあんたが知っているのよ」
「論語あたりを諳んじるのに比べれば、手紙の一通や二通たいした事ではありませんな」
「どうせ他の手紙類も軒並み覚えているんでしょ?」
「はてさて」
「って、そうじゃなくって、何で武田に送った書状が足利家に回ってるのかって言いたいのよ」
「最初の川中島を調停したのは余であるぞ。その時に出された手紙も、資料として武田から提出されておる」
「あの足長娘・・・・」
「・・・・この間の手紙の意趣返しという意味がよく分かりましたわ」
「正直、どっちもどっちっす」
「あんたはどっちの味方なのよ、柘榴」
「うむ。将軍ですら飾り物なのに、関東管領ごときにそれほどの権力があってたまるか」
「・・・・いえ、公方様。そこは胸を張る所ではございませんからな?」
と語っていたようだが、その時であった。偶然梅が空を見ていたら、何かがこちらにやってくるのが見えた。
「・・・・ん?皆さん、あれは何ですの?」
と言った直後にその何かが分かったのか進むのをやめて止まったら、目の前に落ちてきたのがあった。それも隕石ではなく、ドウターであった。それを見て瞬間に武器を構えようとした美空と一葉であったが、そこにやってきたのは大型ドウターとそれを追ってきたIS部隊と1機のMSだった。
「皆さん、下がってください。こいつらの相手は私たちがします!」
「お主らは美咲と凜か?それとあの人型のは?」
「お話している時間はありませんので、下がってください。あなた達の武器では効果がありません!」
とはいうものの、美空は護法五神を呼んで三昧耶曼荼羅をしたり、一葉は自らの刀で向かっていったが、効果はなくそのままIS隊が一葉と美空を後退させてから、IS隊が近接格闘で終わらせた。そのあとMSと大型ドウター1体は何度も剣で切り刻まれて終わったあと、MSは空へと消えて行った。
「だから効果はないと言ったのに。おっと、私たちも行くのでこの事は後程お話致します。それではっ!」
美空と一葉は何か言っていたが、美咲と凜は無視してMSが向かったところへと消えた。残ったのは長尾勢と一真隊。幸い一葉の刀は折れていなかった。一方沙紀たちがその話を聞
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