DAO:ゾーネンリヒト・レギオン〜神々の狂宴〜
第十五話
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ーもまた、涙を流した。ちがうよ、と答える。
「あなたも、その内の一人。あなたも、私達《スリーピングナイツ》のメンバーじゃないですか」
「そうだぜ、リーダー」
「そ、そそそそうですよ! リーダーはいつまでもワタシたちのリーダーです!」
「ほら、元気出しな! アンタは笑ってないと閉まらないよ、リーダー!」
「みんな、こう言ってる。もちろん俺も、そう思ってる」
その瞬間。
ユウキの体が、端の方から光の粒へと変換され始めた。お別れの時が、近い。
彼女は笑って、そっか、と返した。
「ありがとう……みんなにまた会えて、ホントにうれしかった……ボク、待ってるから。今度こそ、一緒に、冒険できる世界で、待ってるから……」
「はい……また、会いましょうね。ユウキ」
しゃらん、という音と共に――――《絶剣》ユウキは、再び、眠りについた。
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