DAO:ゾーネンリヒト・レギオン〜神々の狂宴〜
第十四話
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「お父、様……?」
「……駄目だよ。駄目。お父様は殺させない。そんなの許さない!」
バクン。
波動が、部屋中を走り抜けた。ハクガとハクナが受けた影響は、それだけ。だが、ハクアは違う。少女から弾き飛ばされて、壁に激突した。
「きゃぁ!?」
「先生!」
ハクガが駆け寄ると、ハクアは困惑げな表情で、少女を見つめていた。
「あ、あなたは……一体……?」
衝撃に震えながらのハクアの問いに、金色の少女は、その紅蓮色の双眼に強い光を宿し、答えた。
「天宮皆徒だよ。お父様の娘」
お父様――――それが、《白亜宮》の長、《主》を指しているというのは、もはや明らかだった。
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