二十一章 幕間劇
俺達の情報×果たし状
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から理解しようと考えながら、彼女を支えようとしている。ウチは似たような感じだが、違う。俺を中心として動くし、考えをちゃんと部下にも教えている。
「けど・・・・。そういう判断の仕方が、詩乃に似てきたような」
「・・・・そうですか?まあ詩乃の事は尊敬していますし、今も目標ですが・・・・」
「詩乃と雫の考え方が似た感じだと、軍師が二人いても意味はない。だろ?」
「さすがです。私は詩乃と肩を並べたいとは思っていても、竹中半兵衛そのものになりたいわけではありませんから。詩乃には内緒でお願いしますね」
まあ黒神眷属にも軍師はいるが、考え方はそれぞれ違う。朱里や雛里が蜀の軍師だった頃もそうだった気がする。まあそんときの俺達は別の軍隊だったし。まあ雫が加わった頃は、詩乃を尊敬している感じではあったけど、今は自分なりに何かを見つけようとしているのだな。
「さてと、俺達も部屋に戻るか。また兎々が来るかもしれないし、あの時打った背中がまだ痛いし」
「そうですね。では、部屋に戻りましょう。あとで背中を見せて下さいね」
武田家での日々はどうなるかはまだ分からん。で、部屋に戻ったあとに医療バックを持っていた沙紀がいたので、背中を見てもらった。ほとんど翼がクッションにはなっていたが、一応回復魔法を施した。そのあと沙紀は本当に船に戻った。
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