二十一章
本物の晴信×祝言について
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空はダメ」
『ダメとはどういうことだ?』
「信用できない」
少し拗ねたように、光璃はそう呟いた。まあ美空は光璃に何をしたのかは知らんが。
「それに、機を逃せば一真は美濃に戻る。・・・・あの時しかなかった」
『美濃に戻る、ねえ。その前にあの書状のおかげであと一歩で甲斐を滅ぼす書状だったのだが。あと鬼と戦う気あるなら、久遠と協力してもいいのでは?』
「・・・・越前に返り討ちを受けた織田にも。特に期待はしていない。それと滅ぼすとはどういうことか?」
『それは後で話すが』
と光璃は黙ってしまったが、お、そろそろ来るのか。ゼットンが。
『ところで祝言なんてふざけた言葉よりも聞きたい事はある。なぜ俺を甲斐に連れてきた?今回みたいに鬼退治でもさせるつもりなのか?』
「・・・・その意味もある」
『まあ俺は鬼退治は全力でやらせてもらうが、始まりと終わりは俺という役割なわけだ。なら、いくらでも戦ってやるさ』
鬼を倒したあとにこの外史は崩壊するのが、もう決定済みであることは知っている。黒神眷属はいつでもこちらに来れるよう準備してると聞いた。トレミーでな。もうすぐ深雪は正式に隊員となって艦長職に就くのだろう。まあ4番艦は創らないけど。話を戻すが、光璃は美空や久遠も信じていないようだからこちらとしては話にならない。けど考え方は同じだと俺は思う。
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