二十一章
鬼退治前
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上には桜花、結衣、沙紀が空から監視をしている。俺の合図で地上に降りてくるようだけど。
「本陣には夕霧が詰めるでやがります。お二人に非礼を働くような事はしやがりません」
「一真様」
「ああ。夕霧なら信用できるだろう。と思ったが一応なので俺の部隊の人間を本陣に置く。それでいいかな?」
「一真様の部隊?もしや我ら武田でも知らぬ謎の部隊でやがりますか?」
「そうだ。桜花、結衣、沙紀!光学迷彩を解除して姿を現せ!」
と言ったら俺の前に一瞬にして3人が現れたことに驚く武田家の者たち。今回は顔を見せられないので3人とも全身装甲にしてある。桜花はジャスティス、結衣はエクシアRII、沙紀はサバーニャだ。今は武装は展開していないが、量子変換ですぐに出せるだろう。
「これはいったい?」
「こいつらが纏っているのは俺達の技術のもんでな。普通の鎧とは大違いで空も飛べる代物。赤が桜花、青と白が結衣、緑が沙紀だ。この3人は詩乃と雫とは仲がいい者達だ。まあ許可無しでもこいつらはいるけどな」
「桜花さんたちがいれば安心できますし、通信もできます。それに我々2人は足手纏いですから、残るつもりでおりました」
「無事なお帰りをお待ちしています」
「というわけでいいだろうか?こいつらがいても。言っとくが普通の武器では歯が立たないからな」
「夕霧はいいと思うでやがる。お屋形様はよろしいでやがりますか?」
「いいでしょう。許可します」
と許可が出た所で俺はポケットに手を突っ込む。
「(小波。一応黒鮫隊の3人を護衛させておくが一応頼んだぞ)」
「(承知しております。あの姿の強さは知っておりますゆえ)」
「(・・・・頼んだぞ)」
黒鮫隊を配置させたけど、武田を信用しているわけでもない。それに武田が鬼を殲滅と思っているが、ただの鬼ではなく素早さもあり力もある鬼たちを揃えた。それと夜叉とIS部隊もね。夜叉たちも人間の力を見定めたいらしく、うずうずしていたそうだ。
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