二十一章
武田家の情報網×トレミーでの仕事
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ように、四枚の布団が敷かれている。
「あの、その・・・・誰が添い寝をするかで揉めまして」
「あー。なるほどね。でも俺は一度船に戻らなければならない。添い寝をするのは次で構わんか?」
「はい。行ってらっしゃいませ。船での仕事ということは夜まで戻ってこられるという事ですか」
「そういうことだ。溜まっている事務仕事とかをしなければならない。一応俺の分身体を置いておくから何かあればすぐに戻るから。あと分身体は本体と同じと思えばいいがあまり喋らない。分身だからな」
と言ってから俺の分身体を創り、布団に寝かせた。そのあと本体である俺は翼を展開し襖を開けてから飛んで行った。躑躅ヶ崎館が小さく見えた頃に空間切断でトレミーの格納庫に繋げた。着いたらそこにはちょうど戻ってきたグラハムと話しているビリーがいた。一応部屋のところに監視カメラと盗聴器を仕込んだから何かあれば俺の本体である俺に通信が入る。
「よう。グラハムにビリー。最近どうだ?」
「いつの間にここにいたんだい?君は神出鬼没だね」
「一真さんのお陰で私のブレイヴも調整は完ぺきだ。これも君のお陰だよ」
「まあな。本来だったら死んでいたのになぜ生きていたのかまでは分からないが、またMSに乗れてよかった。ガンダムの整備はどうなんだ?ビリー」
「毎日整備しているからいつでも出撃可能だよ。ただガンダムとブレイヴは違うからね。それに君のガンダムもだけど」
まあ俺のガンダムは色々と違うからな。少し話したあとにブリッジにあがった。フェルトとミレイナがいたけど。情報については色んな所で集めているそうだ。鬼の動きやドウターについてもだ。あとキーボードを打たないとオペレーターの腕がなまるらしいから疑似戦闘訓練をしているらしい。MSも発進させてやっているとかでな。まあここは雲よりも高い位置だから地上からは見えないだろう。情報分析と引き続き監視の方を頼むと言ってから自室に戻った。そしてパソコンを起動させて現実世界についてのニュースを見ていた。俺のパソコンのみ現実世界にアクセスできる代物だ。あとは溜まったアニメを見ようと思ったが、歌夜たちの約束のためにメールを見た後、新たな外史が次々と出来ているんだと。管理者がそう報告されていた。ロボットアニメから学園ものまで。見てみたい小説の1巻をまとめて買ってから、アニソンCDを大量に買った。そして宛先はここだという事も。現実世界からの通販も俺だけの権限だ。
今は夕方のようだ。事務仕事を始めて報告書の確認や俺のサインが必要な事とかをまとめてやっていたら、もうこんな時間になっていた。少し休むかと思ったら警報が鳴ったので、俺はブリッジにあがった。
「フェルト。この警報は何だ?ドウターか?」
「いえ、違います。この反応は鬼です。鬼が現
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