ニ十章 幕間劇
別れの夜
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陸は三つあって中央エリア、サイバトロンエリア、ゾイドエリアがあるけど。『ナイトメア』は旧魔王派のために創った地球で魔王はカテレア・レヴィアタン、クルゼレイ・アスモデウス、シャルバ・ベルゼブブの三人。三大魔王だけど、その上は創造神である俺。『PMW』はポケットモンスターワールドの略でそれぞれの頭文字からとった。現実世界で新たなソフトが発売されると自動的に更新されて増える仕組みだ。そのシステムやプログラムを構築したのは、月中基地本部の者達。そして『魔』は人間と魔族が住んでいる地球だ。大陸は一つだけだがな。主にwaffleで発売されたゲームのキャラたちが住んでいる。また新たに増えたらしいが。そして今はこの世界での者たちといるからな。無論ブラック・シャーク隊の者たちも一緒だけど。
「・・・・恵まれているのね」
「まあな。でも本当に一人になりたいという時はあるよ。一人旅とかで」
この世界に降り立ったときにもし田楽狭間じゃなかったら、一人旅してるだろうな。それにもし久遠の目の前ではなかったらどうなっていたのやら。
「この世界の降り立ち俺の使命を果たすために降り立ったけど、おかげさまで優秀な部下や今は恋人だけど、生きてこれた。ここにはたくさんの神や僕もいるけど。それにこんなに可愛い恋人ができた」
無数の縁で構築されたような気がするが、今はそう思っておこうと思い碗に手を伸ばす。
「あ・・・・」
「・・・・ん?おっといけね。これは美空のだったな」
気付いたのは飲み干してからだったけど。
「い・・・・いいわよ別に。その・・・・未来では夫婦になっているんでしょ」
「そうだな。俺なんかと妾になってもよかったのか?」
「・・・・また首を締められたい?」
「それは遠慮しとく。といっても首締められても俺は死なんよ」
不老不死だからな。俺は。傷とかあっても回復の力で何とかなるし、ああでもエリクサーがなかったら俺死ぬときがあったんだったな。神殺しの毒で。
「前に一真は言ったわよね。松平みたいに、あなたを恋人に迎えなくても同盟に加わる事が出来るって」
「言ったな」
「なら・・・・察しなさいよ」
「まあそうするけどな。それに一緒になれる時間がないのは、少し残念だが。だが、俺は必ず戻ってくるからな。ここにいる帝釈天たちにどう言えばいいのか」
今はいないけど、夫婦になったら俺と美空の娘感覚になるな。でも帝釈天たちも俺の妻になったから恋敵になるけど。
「それに前にも言ったが、この同盟で可愛い彼女が増える事なんだと」
「あれ・・・・本気だったんだ」
「本気に決まっているだろうに。あんなので嘘ついてどうするんだか」
「てっきり、他に何か目的があるんだとばかり・・・・」
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