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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
ニ十章
潜入×内側からの攻撃
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・ここまで状況が進んでいれば、どちらも戻ってくるのは門からだと思いましたので」

「そうですね。私もそう思います」

「あの煙は・・・・」

「小波から事情は概ね聞きましたが、綾那がいますから」

「信じていらっしゃるのですね・・・・」

「さて。歌夜が戻ってきたなら、いよいよ大詰めぞ。・・・・梅、抜かるでないぞ?」

「お任せくださいまし!」

「では、そちらの隊の差配は頼みます。雫」

「はい。詩乃たちもお気を付けて」

「一真隊、これより隊を分け、大手門と千貫門の援護に向かう!主様とひよ達を出迎えるぞ!」

と気合を入れた一真隊であったが、それを聞いた俺は作戦通りだなと思いながら進んだ。

「大手門が見えてきたの!」

「よし。やっとだ・・・・」

ひよ達のドンパチのお陰で俺達は、城門の裏手まで辿り着くことが出来た。ちなみに原作では長坂坡というキーワードが出るらしいが。原作曰く「鈴々の本気を見せてやるのだ!」らしい。

「さすが一真だな。戦闘に慣れているというのはホントだったみたいだな」

「そうじゃないとやっていけないよ。それはいいとしてここからは暴れ放題だ。蒼太たちも、俺達の援護を頼む。二人とも準備はいいか?」

「おうよ。鹿頭にばっかり良いカッコさせてたまるかよ」

「うんなの!いっぱい暴れるの!」

そして俺達は暴れる好機なので、俺を先頭に堂々と歩いた。

「ちっ。相変わらず手強い・・・・」

「もうあれだけいたらダメですよ。逃げましょうよ、大将・・・・」

「馬鹿者!大恩ある政景殿にご恩返しするまたとない好機ぞ!戦え、死ぬまで戦うのだっ!逃げる奴はこの儂が殺す!」

「おい、貴様らも持ち場を離れるでない!」

「あぁ!?誰に命令してんだ・・・・貴様!」

「なんだ・・・・がぁっ!?」

「な・・・・・」

「な、何をしているんだ、貴様・・・・っ!」

「何って、殺したに決まっているだろうが。見て分かんねえのか?行くぞー!野郎ども!」

といってから俺たちの惨殺の始まりとなった。俺を中心に左右に鞠と小夜叉だったけど。

「な、何だ何だ・・・・。まさか、敵の・・・・・!?」

「各々方!出会え、出会えーっ!」

「ほう。ちゃんとやる気があるなー。喧嘩はやっぱりこうではなくてな、小夜叉!」

「おうよ。オレ達なめてかかるとすぐ死ぬから少しはもてやー!」

「うるさい!叩き切れ!」

「口上はないが、その辺りは省略ということで、俺の名は織斑一真!この俺に殺されたい奴は前に出ろやー!」

「同じく前略中略後略!この森武蔵にぶっ殺されたい奴ぁかかってこい!」

「おおおおおおおおおおおおっ!」←春日山武士


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