十九章
人質解放×脱出
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。愛菜もいてくれましたし、軟禁されてはいましたが、賓客を遇するような扱いでしたから」
「それはよかった。あともう一つ謝らないといけないことがあったな。悪かった」
「何ですか?」
「落下防止のために身体をくくりつけている」
「あ・・・・・・・っ」
「少々きついかもしれないが、我慢してほしい。出来るだけ捕まっていろ」
「は・・・はい・・・・・っ」
やはりこれはこれで恐怖だろうな。なので、細い腕がしがみついてくる。
「一真様!」
「何だ?」
「後方がかなり距離を詰めてきています。このままでは、逃げ切れるか怪しいかと」
歌夜の言葉に後ろを振り向くと、提灯に混じって松明の数が増えているので、俺は左手で後ろに向かい手榴弾を投げた。それも安全ピンが抜けた状態で。爆発したあと、一度後ろにいったがまた詰まってきたな。そのときトレミーからの連絡と共に小波が来た。
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