十八章 幕間劇
ころの任務内容
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んでしょ?」
「しないしないから!」
「ころの活躍ぶりを聞きたいから再現してほしいな」
「・・・・・そうですか?じゃあ」
テイク2
「・・・・はぁ、はぁやってられねぇべぇ」
「俺もだのぉ。やっと仕官でぎたって三日目までは嬉しかったけど、これ間違いなくシッペェだんべぇ・・・・」
「今は何日目なん?」
「五日目だのぉ」
「・・・・・・」
「おれも長く務めてるんわけじゃーねぇが。噂じゃ景虎様は、人では太刀ぶちでぎねぇぐれぇ強ぇそうだのぉ」
「なんきゃあそれ」
「えっれぇ神様だか仏様だかを呼び出して、はぁ、ばーっと大軍でも何でもぼっこわすそうだんべぇ」
「そうじゃあんめぇ。まぁず酔っ払いの噂話なんか信じるか?おめぇも、そう思うだんべぇ?新入り」
「けどのぉ。おれもその噂、聞いた事あんべぇ」
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「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・ひよ」
「な、なに?ころちゃん」
「なんでそんなに、肩をヒクヒクさせているの?」
「べ・・・・別に・・・・・そんなこと、ないよ?」
「ヒクヒクさせているぞ、ひよ?」
「一真様もだんべぇ!」
「ぷーーーーーーーーーーーーーっ!」
「ひよーっ!」
「ちょ、ごめんっ!でも、真面目な顔でその喋り方は・・・ひゃは・・・反則・・・・っ!」
「ひよ・・・・」
「一真様も一見すると、笑っていないように感じますが、ホントは笑っているのでしょ?」
「んー?ああ、別におかしくはないぞ。真面目でそういう訛りの人もいるから」
「ひよだけ笑いすぎだよー。上州弁はなし!もう話さないからね、ひよ!」
「ひよも悪いけど続きを頼む、上州弁は無しでいいからな。ひよもそれでいいな?」
「・・・・わ、わかりましたぁ・・・・・。ぷぷぷ・・・・っ」
「・・・・まったくもぅ・・・・!」
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「でも・・・・・私もその話、聞いたことありますよ(実際には見たんですけど)」
「だろー?新入り」
「マジかよ・・・・。そんな化け物に勝つとか無理だろ」
「だよなー。人質がいても無理だよなー」
「人質がいるんですか?」
「いるらしいぜ。城の上の方の・・・・なんて所だったっけか。よく倉の横で飯を食ってる連中が番しているはずだけど」
「・・・・お詳しいですね」
「俺と同じ日に仕官した奴がいてな。故郷が同じ上州で、ちょいと仲良くなったんだよ」
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