十八章
諜報活動最終日×撤退
[1/6]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
朝になると、まだ鞠が寝ているときに起きた。起こさない様に起きてから、トレミーに行き、洗顔をしたあとに朝食食べたあとに歯磨きをして戻った。そしてしばらくノーパソで、報告書を見ていると起き出した綾那と鞠。
「おはよーなの!一真」
「おはよう。目は覚めたかい?」
「一真様は起きるのが早いです。さっそく情報を収集するです。昨日のあの子のようなことにならないよに」
「そうなの。鞠もたくさん頑張るの」
「分かったから、顔を洗ってから朝食を食べてこい。そのあと仕事に行くぞ」
と言ってから、顔を洗いに行った二人とも。周りを見ると置手紙があった。小波からだったけど。周辺を見てくるとね。小波やころも頑張っているからな、俺達も頑張らないとな。で、顔を洗ったあと、綾那はというと。
「一真様!綾那、今日の芸は新しい事考えたのです!」
「何?」
「今日はですね・・・・。これを使うですよ!」
猿の着ぐるみに槍捌きねぇ。普通なら中に人が入ってるとかですぐバレるが、この世の人にはバレないのかもしれない。
「いいだろう。今日はそれをやってみせろ。評判悪かったら諦めるんだな」
「やったです!一真様の許可が下りたです!大評判にしてみせるですよ!」
まあ、画期的なのがいいんだと思うけど。で、興業が終わってからの事であった。今日の主役は綾那だったのか、けっこう疲れていたけどな。そのあとは、新作の水から氷にした鳥や物をテレポートさせたりしたけど。鞠は、相変わらず蹴鞠と舞だったけど、舞の方は新作を入れて笛も変えてやってみた。そしたら大評判だったけど。
「はぅ〜・・・・疲れたですぅ〜・・・・」
「お疲れ様です、綾那様」
夕食を食べてごろりと横になったのは、へろへろになった綾那だった。
「歌夜の代わりに言うが行儀悪いぞ」
「一真様。歌夜、元気にしてるですかね・・・・?」
「明日には帰れるさ。・・・・寂しいか?」
「寂しくはないですけど、こんなに会わないのは何だか変な気持ちです」
「鞠はみんなに会いたいの、楽しみなの、あ!明日は皆のお土産買いたいの!」
「おいおい。遊びに来てるんじゃないんだから」
「えー、ダメなのー?むー・・・・」
今日の調査では、昨日みたいにはならなかったし、興業をする場所を少し変えてみた。すると、昨日来てくれたお客が来たら、昨日までの場所は呪われているのではないかと噂されていると聞いた。あそこでトラブルが起こると、閻魔様と死神を連れて悪しき者の魂ごと喰われるということらしい。その閻魔様というのが俺なんだけどね。
「分かった。・・・・この任務を頑張ってくれたからな、帰る前に少しだけなら許そう」
今日の一番の好評は猿の着ぐるみを着た綾那によ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ