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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
十八章
諜報活動最終日×撤退
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へと向かう。辿り着いた宿の裏には、俺が手配した逃走用のバイクだ。それと運転する者がそこにいたけど。到着する前に空間で行かせて待機させてた。

「小波は先導を頼む、運転手に言ってから逃げろ。その後ろに綾那と鞠、ころの順で発進させるが、俺の事は気にするな。黒鮫隊の諸君はしっかりと拠点まで送り届けろ!」

『了解です!』

運転手の後ろに座り、バイクを急発進させた。いきなりの事ではあったが、通りに飛び出した俺達を追うように、通りのあちこちから赤い提灯が現れる。俺のもバイクにしてから急発進。

「居たぞ!出会え出会えー!」

「このまま突っ切ることはできますか?」

「任せな嬢ちゃん!」

俺達を取り押さえようと駆け寄って来る者たちに向かって、機関銃を撃った。そして一気に加速した。

「な、なんだこれは!!!」

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ。痛い痛いよー」

機関銃で撃たれた者たちは次々と倒れて行く中走り去っていく俺ら。こちらはバイクであちらは徒歩。
暗がりの中で鉄砲を撃たれたらたまったもんじゃないし、バイクのライトがあまりにも眩しすぎて見えない状態だし。

「お前らも行けー!」

「はい!運転手さんお願いします!」

「任せろー!」

敵方の数は圧倒だが、こちらはバイクだ。いくら馬でも追いつけられないだろうし。このまま行けば春日山を楽に抜けられるだろうさ。

「俺はここで殿をする。皆は拠点まで下がれ」

「え!?いいんですか、お頭?」

「お前たちを逃がすためにもな。それに俺はあんなクズどもには負けはしないしな」

「一真!約束なの。ちゃんと帰るって!」

「約束だ。絶対にな!」

そして、小波たちは俺を殿にして、全力でバイクを走らせる。

「逃がすなー!」

「あそこに賊の一味が!」

「あ、あれは神様?」

こいつらが来る前に、大天使化にして、バイクは空間に入れておいた。

「ここから先は我が食い止める。いでよ、我の僕たちよ!」

といって、召喚したのは十羅刹女、鬼子母神、八大夜叉大将と夜叉5千。

『今回は足止めですか?主様』

「そうだ。こいつらを止めよ、殺してはならん。が、罪のない者を切捨御免をした者たちでもある。急所を狙え」

「ええい!神だろうが何だろうが、間者ならば容赦はするな!刃向うようなら斬っても構わん!」

『おやおや。主様を斬ることはこの我らが許しません』

『主様を守るのだ。夜叉どもよ!』

「遠慮はするな、行けー!!!」

と言いつつも、鬼神たちは急所を狙いながら、狩りに入った。夜叉たちも、小さな命を消した罪は重いと言いながら吶喊して行った。斬り漏らしたのは、我がライフルで腕や脚を撃って行く。とそこへ、トレミーか
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