十八章
探索二日目×神の怒り
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けつけた武士たちが我を見た瞬間、ある噂を思い出した武士と町人。
「そういえば噂によると、12枚の翼を持った神様がいると。それは金色で悪しき者を倒すと聞いたが」
「今のあいつは、黒い翼だ!あいつも神だっていうのか!」
「貴様!我々の仲間を殺したのか!万死に値する!お前ら、こいつを引っ立てろ!」
とこっちに向かってきたが、我が手をかざすと向かってきた兵士たちを瞬間に燃やした。突然の超自然発火能力によりビビった武士と町人たち。我は空間から剣を出し、刀から鎌にした。死神が持っているのと同じように。
「我に掛かってくる者はこの鎌で地獄に送ってやる。来い、雑魚共!」
言いながら、向かってくる武士たちを一閃、また一閃として次々とばったばったと切り倒す。向かって来ない武士たちに警告を言った。
「城にいる長尾晴景に言いな。今度はお前の命を刈ると。あと、また無礼打ちをしたり、無罪な町人を引っ立てたらその武士に者を地獄に落とすと言っておけ。分かったか!」
我は鎌を武士に向けて言ったら、腰を抜かした武士たちは無言で頷いた。そして、周りには町人や武士たちはいなくなっていた。いるのは、綾那と鞠だけ。
「さてと、この武士たちも塵にしなければ」
切り倒した武士たちを発火させて、塵にしたあとに、切り捨てられた女の子に近づく。するとその母親なる者が我に近づく。
「閻魔様、この子のためにありがとうございました。きっとこの子もお喜びでしょう」
咄嗟に大閻魔化から大天使化に変わったら、翼は金色になっていた。
「我の名は二つ。一つは閻魔の化身。二つは神の頂点にいる創造神だ。この姿は創造神と呼べ。この女の子の魂は我が黄泉路へ送ろう、そしてそなたの子としてまた生まれるようにしようと思う。きっとこの子もそなたも喜ぶであろう。ではさらばだ」
といって、この子の小さな魂を持って、黄泉路にと行った。そして、係の者に頼んで輪廻転生をさせるように言った。頷きながら小さき魂を渡して生まれ変わりとして転生システムを作動させた。そして我は再び大閻魔化になって冥界に行った。ちょうど、女の子を斬り捨てた武士だったので、閻魔の代わりに申した。この者は無実なき小さき者に斬り捨てた男。それは例え無礼打ちであっても限度があると、そして判決は地獄行。そのあとに次々と春日山武士が連れて来られて我を見た者は、顔を青くしていた。現世で見たのが、あの世でも会ったからだ。そりゃ驚くだろうけどな。こいつらも判決は同じだが、強制労働をさせることに。そして、我が現世に戻ると悲しい顔をしながら歩いていた綾那と鞠。我は大天使化から解除してから近づいた。
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