マクロスF
0780話
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ったんだったな。それを考えれば、フロンティア船団は極少量ではあってもフォールドクォーツを定期的に入手出来る可能性があるのか。そういう意味では羨ましい。
にしても、フォールドクォーツか。これをどう使うかだな。今も考えた通り、フォールドクォーツに関しては今ある分だけで全てだ。つまり、MDE弾やディメンジョンイーターのように消費する形での使用は好ましくは無い。となると、やっぱりフォールドウェーブシステムやISCのような形か?
特にISCはフォールドクォーツの質が蓄積できるGの量を決められた筈だ。そしてこのマクロス世界では純度の低いフォールドクォーツなら精製は可能だった筈。
とは言っても、純度が低すぎてMDE弾頭とかには使用出来ないレベルらしいけど。
その辺の見極めが難しいんだよな。
とにかく、バジュラの死体から確保したフォールドクォーツは幹部の機体に使用するISCに使用して、量産型Wには人工的に作った方のフォールドクォーツを使ったISCってのが妥当なところだろうな。
EX-ギアに関しては……正直微妙な気がする。性能に関しては文句無しだが、身につけるのに時間が掛かるというのはシャドウミラーとしては色々な意味で痛い。操縦系統の変更やコックピット周辺の換装の手間も考えると……
「問題無く収集中よ。惑星の半分近くにまで死体が広がっている感じだから、現在はメギロートの数を順次増やして対応中」
「そうか。バジュラに関しては技術班としても色々と興味深いんじゃないか?」
「まぁ、それはね。特にあの重兵隊バジュラとか言ったかしら。背中から伸びている重量子ビームは威力的に考えるとシャドウのグラビティキャノンよりも威力は低いけど、技術立証試験的な意味で開発してメギロートに乗せてみるのは面白いかもしれないわ」
「いやまぁ、確かに両方とも虫型だが……」
レモンの言葉に驚きつつも、痺れを切らしたイザークに連れられてバジュラ本星に降下するのだった。
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