暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マクロスF
0780話
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して不利益な行動を取らない限りは自由な行動を許すんだから、その辺は我慢して欲しい。

「こうして話を聞く限りだと確かに優秀な人物のようだけど、大丈夫なのか? その、何だ。フロンティア船団とか言ったか。そっちに対して」

 どこか心配そうに告げてくるムウの言葉に、問題は無いと頷く。

「そもそも俺達が確保した相手だしな。それに考えようによっては死ぬより酷い目と見る事も出来る。まぁ、キノコ……いや、レオンをこっちで得た分多少の譲歩は引き出されるかもしれないが、そっちに関してはキブツで向こうと取引する資源とかで何とか話を付けてくれ」

 エザリアへとそう告げると、向こうとしても特に異論は無いのだろう。小さく頷く。
 正直、キブツで作り出された資源を交渉条件にしているという時点で俺達にとってはこれ以上無い程に有利なのだ。何しろ、普通資源を交渉条件にする場合はどうしてもその資源の埋蔵量が問題になってくる。……まぁ、限りある資源という言葉もある通り、埋蔵しているものを掘り出して向こうに渡すんだから無理も無いが。
 だが、キブツは違う。元素変換という機能を使い、それこそゴミからでも資源を作り出す事が出来るのだ。それ故に必要最低限のコストさえ貰えれば、ある程度譲歩してもそれ程痛くはない。
 もっとも、マクロス世界とだけやり取りする訳では無い以上、SEED世界やギアス世界、ネギま世界といった他の世界とのバランスも必要にはなってくるだろうが。

「さて、レオンについてはこれでいいな。マクロス世界については、後日レポートを上げるからそっちを読んでくれ」
「……エヴァの魔法は?」
「あー、そうだな。シェリルの許可を貰えたらレモン達4人に限って言えば許可をする」

 その言葉で納得の表情を浮かべたのはムウやエザリアといった、いわゆる大人の面々。まぁ、実際問題エヴァの魔法で記憶の追体験をすれば俺とシェリルの夜の生活とかが色々と明らかになってしまうからな。さすが信頼している仲間とは言っても恋人関係に無い相手に対しては見せるのを躊躇う。
 やるにしても、シェリルの了解を得てからになるだろうけどな。
 ただ、そうなると魔法顧問とは言ってもエヴァに見せるのを嫌がる可能性も高い、か? その場合は記憶の追体験は難しいかもしれない。

「アクセルさん! 私も駄目……ですか?」

 そう言って言葉を挟んできたのはオウカ。こちらも半年ぶり――向こうにすれば1年半――に見るが、さすがに随分と大人っぽくなってきている。
 確かにその手の事に興味が出てきているのかもしれないが、さすがにオウカに見せるのは不味いだろう。刺激的な意味でも。

「悪いが駄目だ。これに関しては、あくまでもプライベートな内容になっているからな」
「でしたら! ……いえ、何でもありませ
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