第七話 男のツンデレは萌えないわけない
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鷹には理解ができたような気がした。夜空が何を言いたいかということが。
「えっと……ようするにゲーム買って三人でやろうってこと?」
小鷹の悪意0純真無垢なセリフに夜空も星奈も数秒固まる。と言うか夜空の顔が少しずつ赤くなり、星奈はそれを見て呆れかえる。
「べ、別に小鷹と一緒にゲームしたいだなんてこれっぽっちも思ってないからな!」
男のツンデレなど誰が得をするのだと、
一体誰が萌えるのだと聞いたことがあるが、少なくともこの部屋の中では、羽瀬川小鷹と柏崎星奈が、得をしていた。
ーうっわ、なにこの生物、可愛い!今すぐうちに持って帰れないかしら。ハアハア……
ーえ、なにこれ可愛い。本当に英雄王?
星奈に関してはただの変態である。小鷹に至っては唖然としている。もちろん夜空の可愛さにだ。
結局、この話は次の日の部活会議に持ち越しとなったのであった。理由は簡単。メインの小鷹と星奈が使えなくなったからである。
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