第1話 最高で最悪
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「あまーい!ねぇこれ美味しいよ!」
「俺を食べないか?」
「えぇー」
「食べないならもっと上げるが?」
「分かった!食べないから頂戴!」
そういってもう2つも包装を取ってやった。
「なぁルーミア…ここはどこなんだ?」
「幻想郷だよー」
あ、やっぱりか…。
「ここはどこなんだ?」
「ここは魔法の森だよー」
「そうか…なぁここって八雲紫って妖怪いるか?」
「いるけどどこにいるかわかんなーい」
「そうか…じゃあ神社ってどこだ?」
「えーっと…こっちー」
「案内してくれるか?」
「いいよー」
そういって前をルーミアはフヨフヨ飛んでいく。
俺も飛べるかなぁ…重力を無くして浮力で浮くそして推進力で前へ進んだ。
「おおー!飛んだ!」
そのままふよふよ飛んでいるルーミアに追いついた。
あぁ…空を飛ぶって!なんて気持ちいいんだろう!
「俺の名前は四季夜よろしくなルーミア」
「うん!四季夜!あれ?名前教えたっけ?」
あ、やば。
「そういえば最初に言ってたなぁ…なんて…」
「そーなのかー」
「バカでよかった…」
と言いながらも早くも神社に着いたがおかしいな…誰もいない…何でだ?
「何を探してるの?」
後ろから急に声がかかる。
「いやー博麗の巫女をね?いるかなぁと思ってさ」
「ふふふ…そう…何故外来人が博麗の巫女を知ってるのか…不思議ね」
うん目の前にいるの確実に八雲紫だよね!なんか幻想郷でもトップクラスじゃなかったっけ?俺終わったなぁ。
「で?ここにいるはずの博麗の巫女は?」
「先代なら死んだわよ?そして今代は若すぎる」
「そうかい…じゃ帰らせてもらうわ」
「待ちなさい」
ですよねー。
「なに?俺は早く帰りたいんだけどよ?」
「ふふふ…釣れないわねぇ」
「俺は釣られたくないんだが?」
「知らないわ」
「じゃあんたの隙間で俺を外の世界に帰せ!」
「あら…私はあなたの前では隙間は開いてないはずなのにどうしてわかったのかしら?」
あ…墓穴掘った?
「えーっと…感…じゃダメですかね?」
「ダメよ?そろそろ強制的に自白させてもいいのだけど?」
「へぇ…俺に勝てるとでも?」
実際八雲紫に勝つなんて無理だけどねぇ絶対…。
「あら?あなたは勝てるのかしら?」
「無理だと思いまーす!」
「そーなのかー」
ここで挟まんでいいわ!あ!
「ルーミア」
「なにー?」
「お前の封印解くぞ…一緒にたたかってくれるか?」
「いいよー」
よし!共闘できるかわかんね
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