第1話 最高で最悪
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…毎度毎度誰に俺は報告してんだろう…。
キーンコーンカーンコーン…。
「終わった…俺は終わった…」
「明日テストかよー」
「ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい」
まぁ何人か逝ってる奴いるけど気にすんな♪俺も終わってるから♪
「おい四季夜ーお前明日のテスト自信ある?」
「あるわけないじゃん♪逝くわ♪」
「な、なんかお前、やけに…テンションおかしいな…じゃ、じゃあな」
「おう!おれは帰るぜ〜♪」
はぁ…終わったなぁ明日学校休もうかなぁ。
そういいながら俺はとある丘の上に来た。
なかなか景色が良くて風も心地いい場所だ。
綺麗な景色だなぁ…。
ん…暗いなぁ…暗ッッッ!!なに俺寝てたの?
ん?ここ…丘…だよなぁ…何故に森…。
新手の誘拐か?それとも夢遊病?
どこだよー?!?!まじで!
ん?人がいるって少女じゃん!?何故こんなところに?まぁいいや、ここは何処かくらい分かるだろ。
「そこの女の子ーここはどこかわかるー?」
うん?女の子が気づいたみたい…でもなんであんな満面の笑みで?
俺は今逃走中である。
何故かって?さっきの少女に近づいてここどこ?って聞いたら一言目があなた食べられる人類?だもん!んで後ろからは変な弾が飛んでくるしって………ん?これ弾幕じゃね?んで思えばあなたは食べられる人類?ってルーミアじゃね?なに俺ゲームの世界にでも紛れ込んだわけ?にしては普通に相手も動き回ってるし…ま…さ…か…幻想郷ですかー?!?!?!?!死ぬ…死にたい…殺されるー!!!
「月符ムーンライトレイ」
正解ーー!!!一番当たって欲しくないやつだよコレーーー!!!どうせなら夢がいいサメロサメロサメロサメロサメロ。
「グハッ…!」
一発背中に当たった…痛いわこれ…しかも頭から地面に突っ込んだし…。
「もう…食べてもいいよね」
「食われてたまるかよ…反発」
俺は力をコントロールして斥力を発生させた。
吹っ飛ぶルーミア。
「痛いなぁ…食べたって…いいじゃない!」
「こんの…重々力」
するとルーミアが地面にたたきつけられ動けなくなっている。
「う…重いー」
「あー疲れた…あぶねぇよ…おいルーミア、俺は食えない人類だ、その代わりこれ食ってろ」
俺はルーミアを重力から解放してポケットにあったチロルチョコを3つあげた。
「そーなのかーこれはなに?」
「チョコレートっつー奴だ、食ってみろ」
「うん!」
と言いながら袋ごと食べようとする。
「待て待て待て待て!」
包装を取って俺はルーミアの口にチョコを放ってやる。
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