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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
コラボ編:ハロウィーン祭り:雷獣の狩人と漆黒の勇者
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「へぇ……中々やるな。ジークンドー……って訳じゃ無さそうだし」
片手剣を構え直すと、俺は重たい武装をストレージに放り込んで、身軽になる。
「なんの真似だ?」
「ん?いや、やっぱり狩人の装備は重いなと思ってな。残念だが、こっから先は手加減無しと思え」
「そりゃ光栄だなっ!!」
すると、ライトが走りより、見たことのないスキルを発動する。
「ハッ!!」
俺はそれを銃撃眼で見切り、次々と素手と両脚で捌く。
「ほう、お前のスキル、面白いな」
「だろ?勇者剣って言ってだな。スキル硬直が無い等のメリットを持つ。ま、デメリットが無いのがデメリットだけどな」
「訳わかんねぇなそれ」
俺はそう言うと、スナップして、体術スキル<スターストライク>を放つ。
空中にジャンプして、一気に流星のごときスピードで蹴りを放つ。
「うおっ!」
ライトは二刀流でそれを防ぐと、俺を弾き飛ばす。
「やるねぇ」
「そっちこそ。だが、気を付けな」
一回、二回と俺がジャンプすると、ライトの目の前から姿を消す。
「なっ!?」
「滅殺者を冠して居たのは何もダークだけじゃねぇ」
体術スキル<ファントムドライブ>。
相手の認識を薄くさせ、背中から攻撃する奇襲用のスキル。消えたように見せたのは、ライトが別の物に気をとられたからだ。
「ハッ!!」
そして、体術スキル<閃打撃>。
閃打を連続して放ち、ライトは吹き飛んでいく。
しかし、片手剣を途中で地面に刺し、その威力を抑えた。
「おお、機転が良いな」
「舐めるなよ、伊達に漆黒の勇者っていう名前を張っちゃ居ねぇ!!」
ライトはそう言うと、またも見たことのないスキルを発動する。
「ダリャアアアアアア!!」
「くっ………!」
避けきれないと思った俺は、体術スキル<アッパーバニッシュ>を発動。
ライトの剣が俺を傷付けると同時にアッパーカットをかまそうとする。
しかし、ライトはスキルを途中で停止させ、避けた。
「んな………っ!」
そして、ライトは笑うと、手を俺の方へ向けた。
「ヴォルバニッシュ!」
そして、俺の身体に雷の光が幾つも降り注ぎ、貫いた。
「がぁっ!」
俺は地面に落ちると、HPバーを見る。既に七割を切っており、レッドゾーンとなっていた。
途端、ライトの右腕に雷が灯る。
「あー、ったく」
俺は自然と笑い、立ち上がる。
「げ、あの魔法使っても倒れねぇとか……」
「生憎、雷系統の攻撃は俺の相棒が吸いとってくれるんでね」
途端、ほうこうが辺りに響き、ライトにジンオウαが装着された。
しかし、それは何時ものジンオウαの輝きではなく、まるで、雷狼竜ジンオウガの“超帯電形態”に似ていた。
「モード“雷撃皇”。静かなる王者は、時として大いなる力を呼び起こす。流石リンドウ」
もしここにリンド
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