十七章 幕間劇
隊の様子見×二人の素質
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、えええ・・・っ」
「来ないです?」
「あ、あぅぅ・・・・・っ。そ、それは・・・・」
綾那の声に押されたのか、歌夜もおずおずと俺の脇に身を寄せてきた。三人分なので、翼を展開して風も俺の背中を押してくれている。で、そっと手を伸ばすと、小さな身体は一瞬ひくっと震えたけど。その後は、綾那達がしがみ付くようにして、俺に身体を委ねてくるけど。
「えへへー。一真様、あったかいです」
「一真様・・・・」
暖かくしてるのは、俺の体温じゃなくて翼からの大気熱で身体を暖かくしている。俺は低体温だからなのか、冷たいと言われるからな。
「うぅ・・・・。自分で言っておいて何ですけど、なんかまた恋敵が増えた気が・・・・」
「それ、気付くの遅くないか?」
まあ、こうやってワイワイするのは久しぶりだからいいんじゃねえのと思ってしまう。
「あと、抱き着いてきて悪いんだが・・・・」
「はい。幽さんと梅ちゃんに色々聞いてもらって、落ち着きましたから。・・・なんか、悩んでいたのがバカみたいです」
「なら、良い」
さすが幽と梅だ。あとで礼をしておこう。
「それよりころ、なんだか凄く良い匂いがするですよ!」
「ちょうど、お昼の支度をしてましたから。・・・それじゃ、二人は食事の支度の手伝いをしてもらえますか?これも、私の隊の大事な任務ですよ!」
二人に指示を出すとか、やれば出来るじゃんという感じだった。ホントに吹っ切れたようで。
「はいっ」
「わかったです!」
「つまみ食いはダメよ、綾那」
「わ、分かっているですよー!」
「なら、ここは任せるよ。ころ、俺は黒鮫隊の様子を見てくるのと食事してくるから俺の分はいらないからな」
「はい!分かりました!」
といい返事が来たので、俺は翼を展開しながら垂直に飛んで行った。空間切断で、トレミーに戻りいろいろと回った。主に武器庫やガンダムの調整とか。しばらく、トレミーを回ったあとにワープして食堂に行った。食いに行ったら、ちょうど昼だったのか隊員でいっぱいだったが、俺を見るや立ち上がろうとしたが手でいいと言ってから食券並びに並んでから隊員と一緒に食べた。
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