十七章 幕間劇
鳴子の設置×トレミーの大浴場
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な。あと一葉と幽が着ている服も洗濯したいし」
と言いつつ、脱衣所にあるカゴに服を脱ぎだした、一葉と幽。美咲は、一葉と幽に洗濯している間はこれをお使い下さいと言って、バスローブを渡した。すぐに、洗濯すると言ったが弱で洗えとも言っといた。おそらく服の生地が違うからな。あと下着もだけど、俺は量子変換機で腰にタオルを巻いていたけどね。一葉と幽も準備OKとのことで。大浴場の入り口に入った。
「これは隊長ではありませんか」
「よう。今日は一葉と幽が風呂に入りたいとのことだったから、浴びせに来た」
「なるほど。一葉様と幽様の相手は私がしますので、隊長はごゆっくりと」
俺は分かったといって、いつも通り頭を洗いはじめたけど。
「お主は確か桜花と結衣であったな」
「お名前を覚えてもらって光栄です。今日は一葉様と幽様にここでの風呂の使い方をお教え致します」
と言って、一葉と幽は戸惑いながらも、説明を受けながら掛かり湯をしてから、まずは風呂に入っていたけど。本当なら先ほどの場所で、湯を作るんだけどその時に一葉が撒割りのときに三千世界で斧を出したんだっけ。確か斧の名前は、金剛爆斧、長山遠江の守の大斫斧と南蛮の物らしき斧を呼び出したんだっけ。なぜ知っているかは、俺が現実世界から来た人間だからな。だから、好きなゲームとかあるとダウンロードしてやるのだ。だから、本当なら桐琴も死んでることになっているがな。俺の場合だとこうなった訳だし。
「あら、隊長ではありませんか。こんな昼にお風呂とは珍しいですね」
「よう。フィオレか。夜勤明けか?」
「はい。ぐっすり寝た後はお風呂にと思いまして。隊長はいつもは夜にと聞いておりますが」
「あいつらを風呂に呼んだのさ」
「あの方達は、確か足利将軍の一葉様と側近の幽様ですね。今の状況から考えると、水で身体を拭くのが寒い時期ですからね」
「今いる越後は現代で言うなら新潟だ。それに俺たちは贅沢にしてるもんな、毎日入れるのだから」
と言いながらも、洗い場に置いてあるトニックシャンプーで頭を洗っていたが、女風呂には置いていない。男風呂から持ってきた。ボディソープは男女共通だけどな。俺は頭を洗ったあとに体を洗い始めると、一葉達も一度風呂から出てから体を洗いはじめた。桜花と結衣の指導のおかげか。
「隊長、お背中をお流ししますよ」
「助かる。やってくれ」
と言い、背中を洗うフィオレ。洗ってくれたあとに、顔を洗ってから終えたので。風呂場は何種類かある。まず軟水つるぬる湯とかサウナもある。あとはジャグジーとかもな。お風呂に入るときはタオルは入れてはいけないというルールだからな。俺は頭に乗せて、ゆっくりと入っていた。ふう、やはり風呂はいいなと思いながら、ジャグジーに入ったり
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