十七章 幕間劇
狩り&釣り×黒鮫隊の生活
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て動いています。たまに隊長が出す光の粒子みたいな感じです」
「そこまでな技術な物なのですね。では、武装とかはあるのでしょうか?」
武装と聞かれたので、タブレットで説明をする美咲たち。分かりやすく説明をしたおかげか、詩乃にも通じたようだ。第一キャノンとかミサイルとか言っても分からないからな。説明している間は俺は釣りをしているが、なかなか釣れないようだ。やっと一匹釣れたと思ったらトレミーについての説明は終わったようだ。
「なるほど。それで爆撃をしたのですか。船のことは分かりましたが、次に生活について教えてもらいませんか?私たちは火や水がないと生活はできないのですがそちらでは?」
「まずですね、私たちは電気という力で生活しています。分かりやすく言うと雷ですね。それで生活をしています」
「電気を溜めるには、太陽光発電という技術を使っています。例えばそうですね、隊長、翼での太陽光を吸収して何かしてくれますか?」
俺は頷き、翼を出して太陽光を吸収したあとに、滝に向かってソーラービームを撃った。すると滝は穴が開いたようになるが、撃ち終えると元の滝に戻った。
「なるほど。その太陽光を使った応用という訳ですか」
「そういうこと。それで料理をしたりお風呂のために使ったりしているのよ。私たちはオール電化と呼んでいるわ」
オール電化についての説明が始まった。料理に使うのは火ではなく電気の応用で使うとか、お風呂は大気熱と電気を使ってお湯を沸かすとか。他にも娯楽で使うとか、あとは部屋の明かりは油ではなく電気だとか、横文字を使ったあとに分かりやすく説明をしたりしていた。俺は2匹目を釣り上げると、どうやって生活しているのとか、訓練や鍛錬とかは前にも説明したけど。あとは料理とかも。
「次は食事についてですけど、いったいどうやって補給をしているのです?」
「それについては、隊長が開けてくれるゲート。扉かしらね、それを開けてくれるのよ。その先は元々私たちがいた場所と繋がっているの」
「毎月毎月、隊長はゲートを開けては生活物資の補給をするわけです。我々のためにですけど、食糧も肉や魚や野菜やお菓子の材料とかも送ってくるのです」
「私たちは日本人だけど、他の国から来た者も大勢よ。そういえば詩乃さんはこの国がどれだけ大きいか知ってる?」
「だいたいの大きさは分かっていますけど、どのくらいなのです?」
と言った詩乃に対して、タブレットで世界地図を出した。そして、これが日本と指差したらこんなに小さいのですかと驚いたようだ。日本列島のだいたいの地図は、これぐらいだとな。この世界の日本の地図はアバウトしすぎて、笑ってしまったが。で、今俺たちがいるのはここで、尾張や美濃はこの辺りだと指を差した。現代の地図では言い方も違うので
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