十六章 後編
足止め×幽のお家流×退いてからの攻撃
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気一杯の様子でございますなぁ」
「奴ら、恐怖心というものとは無縁なのか?」
「いえ。以前にもお話しましたが、森一家との戦いでは怯えた様子を見せておりました」
「それにハニーの爆撃で怯んだり、激しい反撃を受けて引いたりしていましたわ」
「膂力強く、生命力も強いが、そこらの獣と変わりがない・・・・私はそう推察しております」
「あと主食が人間だもんな」
「しかも滋養強壮とでも騙して魔薬とやらを飲ませれば、簡単に鬼を量産できるときている。・・・・さっさとザビエルとやらを始末しない大変なことになりそうですな」
鬼を量産ね。ISも量産しているけどね。でも人員は量産できない、死者蘇生なら何とかなるけどこの時代の人間にとっては死んだらそれこそ本望だそうだし。将や殿のために死んでいくというらしいが、俺たちはそんなことはさせないし。それにお守りを持たせている。
「さて、あのザビエルが一枚上手だったのは確かだったな」
「越前侵攻は、ザビエルにとって反攻勢力である我らを、一網打尽にする絶好の機会だったわけでしたが、計算が狂ったのは一真様とその部隊がいることですね」
「そういうことだ。それにこの先は反撃の機会を作るにはいいところだ」
「ここまでけちょんけちょんにやられた以上、きっちち借りを返させて頂きます」
お、使番が来たな。
「雫様より、そろそろ退くとの連絡あり!殿をお願い致します!」
「相分かった!」
「御免!」
「さあーてと、次はどんな感じで殺そうかね。ふふふ」
一葉と幽の体力はまだ回復していない。小波のあの一撃もだけど、ここは俺達だろうな。
「鞠のお家流はそんなに強くないし、乱戦には向かないから、一真の役に立てないの。ごめんなの・・・」
「謝ることはない。俺達の本領を発揮というわけだ。とりあえずIS部隊での駆逐だな、あと炎風地水の精霊王の力を借りてやろうかな。久々に神炎でも使ってみようかな」
精霊王の名前だが、あるゲームから取ったもので。炎はサラマンダーで、風はサイフィスで、地はザムージュで、水はガッドである。ちなみに性別はないが、女性である。
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