十六章 後編
足止め×幽のお家流×退いてからの攻撃
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後退した仲間を追って後退した。黒鮫隊も行ったが、2〜3人だけはまだいたけどな。そして、あらゆる属性の技を放ってから俺は一葉たちを追った。先に足利衆たちは走っていたが、俺はいつの間にか登場し、黒鮫隊を率いて走ったり飛んだりしていた。
走ったり飛んだりしていると、ひよが設営した柵らしきものが見えてきた。
「見えたぞ!お前ら全力で走れ!」
柵の入り口では、ひよところ、そして先行組の黒鮫隊がいた。ひよところは手を振っていたけどね。
「お頭ー!早く早く!」
「後ろから鬼が迫ってきてます!お早く!」
え、もう来たのかよ。後ろを向くと、鬼が追ってきていた。あれだけポケモンの技のオンパレードしたのに、意味がないような気がする。
「おうよ!」
手招きする仲間たちに応えながら、俺たちは柵の入り口を駆け抜けた。
「門を閉めてーっ!」
「さぁすぐに鬼が来ますわよ!蒲生衆、八咫烏隊、射撃準備ですわ!」
「あの、梅さんそれ私の役目なんですけど・・・・」
「あらごめんあそばせ。ならば雫さん、さっさと命令を寄越すがよろしくてよ!」
「あ、はい。じゃあ射撃の準備を」
「了解ですわ!」
やいのやいのと言い合いながらも、梅たちは手慣れた様子で迎撃準備を開始する。
「じゃあころちゃん、詩乃ちゃん!私は次の目的地に向かうね!」
「次は加賀領内に陣を構築してください!出来る限り人目につくように!」
「分かった!加賀の人たちの衆目を集めれば良いんだよね!」
「そうです!それが鍵です!頼みます!」
「了解!そういうの得意だから任せておいて!じゃあ行ってきます!」
「気を付けて!」
と言いながら木下衆の周りに先行組の黒鮫隊を配置させておいた。あと、鉄砲隊が撃つのでこちらの歩兵部隊の出番だなと思い準備をさせておいた。俺の手にはアサルトライフルを持って構えている。
「鉄砲隊、撃ち方始めー!」
「野郎ども、撃てー!」
俺達はフルオートで撃っているが、長柄の邪魔になるので空中から撃っている。歩兵部隊も黒の駒をリミッター解除させてあるから、背中にはスラスターがついている。なので、俺たちは空から撃っているけどね。
「鉄砲隊が装填するときは、私たち長柄の出番だよ!せーの・・・・突けぇー!突いたらすぐに槍を引いて!あとは雫に任せる!」
「鉄砲隊、撃てぇーっ!」
「弓での攻撃も手を緩めてはいけません!矢の続く限り援護を!」
俺達は撃つのをやめて様子見をしていた。こいつらもやらないと、やる気が出ないだろうと思ってのこと。今は地上にて待機している。IS部隊は半分は船に戻り半分はここにいる。
「・・・槍で突かれ、矢が刺さり、鉛玉を食らい・・・・それでも元
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