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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
十六章 後編
神の鉄拳×松平の無事
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頼むぜ!」

「おっしゃー!森一家ぁ、オレについてこいやぁ!」

『うぉぉぉぉぉぉぉっ!』

小夜叉の檄を受けた森一家の雄叫びと共に、俺は回復を発動させて森一家が横切るときに回復をさせた。横切ったあとに、森一家の兵は俺に感謝をさせながら俺らの後ろに行った。神の加護だ。

「一真様!一真様!一真様!」

「ぬおっ!」

「お会いしたかったですぅーーーーっ!」

まるで鈴々のような突撃してきた綾那。そして俺を抱きしめるけど。

「ふぅ・・・綾那、無事で良かった。怪我はないか?」

「綾那、毛がないですし、怪我もないです!綾那が怪我するのは死ぬ前だけって決めてるです!」

元気一杯に言いながら、俺の胸に頭をスリスリしてきた。鈴々そっくりだな。

「こら綾那!まだ戦の最中よ!」

「えへへ、でも歌夜、安心するです。一真様に会えて、綾那は元気百倍なのです!鬼どもたくさん殺ってやるですよ!」

勇ましく言いながら、綾那は蜻蛉切りを構え直す。

「三河武士のみんな!一真様をお守りするために『ちょっと待った!』はにゃ?」

「三河武士の諸君。ここまでよく生きていられた、感謝をこめて君たちに回復を与える。はあああああっ!」

俺は翼を展開させて、今いる三河武士の諸君に回復のオーラを放った。そして体力・気力と鎧の修復に得物の切れ味を倍増させた。

「ふう、さてと改めてだが、俺よりお前らの殿を守れ!良いな!」

『応っ!一真様のお陰様で俺たちはまだ戦えます!』

「よし!いけーーーーーーーっ!」

と言って、綾那が先頭で行ってしまったけどね。残ったのは歌夜だけだった。

「相変わらず、三河武士の手綱を握っていますね」

「歌夜か。歌夜にも回復を」

手をかざし回復のオーラを浴びせる。

「ありがとうございます。それにしても綾那ったら」

「まあ、いいんじゃないのか。綾那は俺を崇拝しているようだし」

「分かるのですか?綾那が一真様のことになると突っ走ることを?」

「何となくだ。それより、俺のことは構わずに行ったらどうだ?歌夜も無事でよかった。葵は無事?」

「はい。松平衆もかなりの損害も受けておりますが、一真隊と黒鮫隊、足利衆の救援があったため、今は悠季と共に後方でお休みになられております」

「そうか。俺は後で顔を出すと言っといてくれ。俺は黒鮫隊の指揮と先行組と合流する」

「お願いします。一休みさせて頂いたあとは、すぐに合流致しますので」

言って歌夜も綾那のあとを追うために行ってしまった。まあ大丈夫だろう、俺の回復で戦する前に戻したからな。それに今回はかなり神の力を使うな、無限大ではあるが神界で休むとそのツケは来ないけどここで休んだりしたら発熱が出る
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