十六章 後編
救援要請
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シも一真の指示に従おうぞ」
「オレも力になるぜ、一真!」
よし、動こうとしたら鏑矢の音が聞こえた。
「どこからだ?」
「北です!北東の方から聞こえてきました!」
「北東か。トレミー、北東にいるのを確認せよ」
「一度目の鏑矢は、我らに答えるために放ったと見て良いでしょう。しかし二度目の鏑矢となれば・・・・・」
「救援を要請している可能性が高い・・・・」
トレミーからの報告では、我々の味方の可能性は高いか。考えるのは一つだ、その部隊に救援に行くしかないな。とりあえず船にいる全IS部隊を発進準備させろと言ったら、すでに発進準備完了とのこと。ならば、発進して俺がいるところに来いとな。
「主様、どうするつもりだ?」
「今、俺達の仲間を呼んだからもうすぐ来るはず。と来たようだ」
『隊長!』
「全IS部隊に告ぐ!俺たちは北東にいる仲間らしき者と合流する。部隊を半分に分かれて先行組と殿組で分かれろ。俺も殿組の方に入るから」
『了解』
「詩乃。一真隊を北東に向かわせる。俺たちの部隊が先行するからついて行け。いいな?」
「はい。皆さん、行きますよ!」
「応っ!」
先行組のIS部隊は決まったので空と地上に分かれて、進みだした。森一家も中軍として、進みだして、さっきまでの戦闘を俺達で任せることになった。
「行くぞ!」
『おーーーーっ!』
ちなみに殿組には一葉もいるけど。幽は足利衆の指揮だそうだ。森の二人には現地到着してから鬼を惨殺しろと言ってある。そうしたら納得したけど。
「鞠も一真のところにいていいの?」
「ああ。ただし、俺の指示に従ってくれ。巻き込まれると厄介だ」
「うんなの!」
「一葉もな。合図を出したらお家流を使ってくれ。そのあとは俺達の出番だ」
「分かった主様」
「これより、攻撃を開始する。行くぞ!」
言いながら鬼達に向かって攻撃を開始した。IS部隊は、今回は全て全身装甲の者たちだ。その方がいいと思ったしな。そして斬ったり撃ったりで、一葉の出番ないんじゃないかと思ったけど。
「ご主人様!敵の第二陣が来ます!」
「分かっている!来るぞ!」
と俺たちが戦っている間に、兵を下がらせて、その間に詩乃達が説明をしていた。先行組のは、行ってしまったけどね。
「今は一真様とその部隊でやっています。その隙に反転いたします」
「先頭は黒鮫隊の皆さとひよさん、ころさんの二人が取ります。その先には一真様の部隊が先行しています。その後ろに私と詩乃の部隊が続き、足利衆の後ろに一真様と黒鮫隊の皆さんと一葉様を配置し、殿とします」
「小波さんは一真様の護衛を頼みます」
「承知!」
さてと、そろそ
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