十六章 後編
反撃
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無事に朽木谷の方に落ちてったぞ。壬月や麦穂が守ってたし、多分逃げ切れてると思うぞ」
「そうか・・・・他の仲間たちは?」
「眞琴たちもうまく逃げてくのを横目で見たけど、松平とウチは前に出過ぎてて、逃げ遅れちまったんだ」
「松平!?小夜叉さん、殿は・・・・殿はどちらに!?」
「殿ぉ?『葵のことだ』ああ、葵の姉ちゃんか。わかんね」
「そんな・・・・」
「けど、あの鹿兜のガキも側に居たみたいだし、多分大丈夫なんじゃね?」
「小夜叉の言う通りだ。今、閻魔大王に聞いてみたが、葵たちは来ていないと言っていた。ということは、生きている可能性は大きい。信じた方がいいぞ、小波」
俺は閻魔大王にコンタクトをしてみた。神界とは違うが冥界にも俺の親友としている。その中の一人である閻魔とは酒友達でたまに冥界に行っては酒を飲んでいる。今の姿でも神界と冥界にいる神や閻魔や冥界の神と話せることは可能だしな。
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