十六章 後編
一真隊合流×反撃開始
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払えないと分かっていたが」
「鉛玉の雨の中、傘も差さずによくもまぁ・・・・鬼に恐怖というものはないのですかな。ですが、それがしたちの出番はなさそうですな」
「金ヶ崎攻めのときは、森一家の残忍さに鬼は恐怖している様子でしたが・・・・」
「森の二人のようになれということか。だが、主様たちが攻撃している間はこちらは動けん。いくらこちらに鉄砲があったとしても、黒鮫隊の者に当たってしまう」
一葉は前に行って攻撃したいようだが、さすがに俺たちの武器の威力を知っているからな。今は、耐えてもらわないと困る。それにしても数が多いな、これはトレミーでのミサイル攻撃を開始させるか。
「全員、撃ち方やめい!IS部隊も戻って来い!トレミー、ミサイル攻撃を開始せよ!」
IS部隊が戻ってきてから数分後、鬼達がこちらに来ようとした瞬間にミサイル攻撃に当たり爆死した。
俺達は鬼がいるところに向けてマルチロックオンをさせて撃つ。ミサイルの大きさは普通より小さいから命中率も攻撃力も大きい。湧き出てくる鬼達をミサイル攻撃から避ける鬼には、サバーニャによるビットでの乱れ撃ちで何とかなった。
「凄いですわ!これが黒鮫隊の本当の力ですの!」
「空から降ってくる攻撃はいったいどこからなのですか!しかも森には一切燃えないようになっていますね」
トレミーからの攻撃は正確で、確実に仕留める。俺達は前に出てからの攻撃を開始した。歩兵部隊は烏たちとの連携で撃ち、一真隊がいるところはまだ何とかなっている。
「長柄は戦線の維持を。状況を見て、交代させますからもう少し頑張ってください」
「鉄砲隊は、黒鮫隊の合図のもとで撃ちますわよ!」
「おー!」
黒鮫隊の合図のもとで、鉄砲隊が撃ち、撃ち漏らした鬼は長柄が突く感じだ。俺は、鉄砲の射撃範囲外の鬼を斬りまくる。トレミーからの攻撃は一時中断させた。たまにはこいつらを活躍させた方がいいと思ってな。
「ころ!前線の長柄を交代させてください!」
「了解!蜂須賀衆、準備は良い!?気合い入れるよー!?」
「おーっ!」
「先手組、とにかく近づいてくる鬼を突いて突いて突きまくれー!!後続は先手組の引きに合せて槍を突き出せー!」
ころの号令に合せて、蜂須賀衆がきれいに連携を取って攻撃を繰り出して行く。俺は剣の分身体を出して串刺しにしたあとに、炎術と風術での連携攻撃で鬼を燃やし刻む。
「今が好機だ、詩乃!」
「はい!足利衆!」
「うむ!主様だけに活躍されては意味がないと思ったが、出番をくれるとはありがたいぞ。鬼どもめ、余の斬鉄剣の錆にしてくれよう!」
「一真様に礼ですな。好きなように暴れて下さいまし」
「ありがたいことだ。たんと暴れてやるぞ!」
俺とI
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