十六章 後編
一真隊合流×反撃開始
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は、安心して戦えるよ」
これで誰一人欠けることなく合流できた。黒鮫隊の者たちも、こちらにいた者同士で抱き合ったり握手したりしていた。本当に俺の勘は当たるんだな、一瞬外れるかと思ったが。
「皆、無事で大義であったな。・・・・では主様よ。そろそろ備えようではないか」
、
「そうだな。よし、俺たちの主要面子は揃った。これからは本当の撤退戦だ」
「あら。一真隊が合流出来たのに、このまま後方に向かって戦略的前進をするんではありませぬの?」
戦略的前進ね、俺は撤退と言ったが梅には撤退という文字は辞書には記されてないんだと。ステラ、ミーガン、エイダとウィリアム、アレクサンダーのところに行って死守してくれて感謝すると言ったらハイタッチをした。こちら側にいた沙紀、美咲、カーリとレノックス、エップスは終始笑みを浮かべた。そして、俺を合わせた11人は装備を確認した。
「この周辺に仲間がいる可能性があるから、鏑矢を放ったわけだ。そしてここに集結するのを待っているのだが・・・・」
「鬼達も呼び寄せる結果となりますね」
「そうだ。だけど、先ほど回復させたから梅たちは体力と気力を回復させたから大丈夫だろう?」
ころと梅と雫に聞いたら確かに、先ほどの疲労がないようとか言っていた。それにボロボロの鎧や武器も修復完了だからな。いつでもいけるだろう。
「では状況を理解して頂いたところで、皆さん、それぞれ配置についてください。出来る限り黒鮫隊の皆さんで迎撃を頼みます」
雫たちが無事に戻ってきたからか、詩乃の声に元気が溢れているようだった。
「ご主人様!鬼がこちらにやってきます!迎撃の準備を!」
「分かっている!黒鮫隊歩兵部隊、鬼が来たら一斉斉射だ。フルオートで撃ちまくれ!」
『はっ!』
「IS部隊は、撃ち漏れた鬼を攻撃せよ。こちらが撃ち終えたらジャスティス隊は吶喊せよ。サバーニャ隊は、真上からの攻撃で爆撃をせよ!」
『了解!』
「トレミーは、俺の合図でGNミサイルを発射しろ!」
といって、トレミー側も準備をさせた。俺達が配置に付いたら、夜闇に包まれた森の奥から、不気味な咆哮が聞こえてきた。そんなの怖くもなんともない。後方にいる一真隊は鬼の出現を待った。そして俺たちが待っていると現れた鬼達。
「黒鮫隊歩兵部隊、構え!撃て!!!」
森の中に向かって俺達の銃が乱射する。銃の音は止まずに撃ち続けると、次々と倒れ込む鬼達。人であるならば、この乱射をビビって後退するが鬼は仲間の死に揺らぐことはない。
「IS部隊、吶喊せよ!!!」
そしてジャスティス隊はビームサーベルで斬りまくり、サバーニャ隊は上空からの乱れ撃ちからのミサイル攻撃。
「ふむ。さすが主様の部隊よの。鉄砲だけで追い
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