十六章 前半
撤退戦
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
かんぞ!」
「そうだ!こんなところで負けてなるものか!」
「生きて、生きて、生き抜いて。まだまだ人生とやらを味わい尽くしてはおりませんからなぁ!」
「大丈夫なの!詩乃たちは鞠が守るの!」
「まだまだーっ!もういっちょいくよー!」
前に行くために前進する俺達。前は詩乃たちで左右はサバーニャでやっている。後ろは俺と野郎どもたちとジャスティス隊だ。サバーニャ隊が撃ち漏れしたのを八咫烏隊や一葉たちが、斬って斬って斬りまくっている。左翼も鬼たちでいっぱいらしいが、俺たちについて行くように動いていると。前進あるのみ、その気持ちだけで仲間たちや兵たちはがむしゃらになって前進する。
「ほう。鬼がねぇ」
鬼達に変化があった。なぶり殺しが飽きたのかは分からないが、一斉に俺を見始めた。
「ほう、俺を見るといい度胸してるじゃねえか」
「主様を・・・・見ているだと?」
「・・・一真様、左手の物が」
そう、聖なる光で鬼達の目線をこちらにやっている。聖なる光で弱らせるが、敵である魔の者も呼んでしまうらしいが関係ないね。いつもより、強く輝いているけどね。その光を見て、鬼達は動き出すが、遅い!
「今だ!鬼達が俺に向いているから前進せよ!」
「はい!鬼が動いたことで、包囲に綻びが出ました。そこを突きます!」
「了解!八咫烏隊、斉射ぁぁーーーーーーっ!」
「敵が崩れたの!みんな今なの!」
と言って、前進する。一葉も幽も俺には構うなと言って前進させる。
「聖剣エクスカリバーよ。参るぞ!」
聖なる光とともに剣の分身体が現れて、一真隊の周りにいる鬼達をぶち殺したあとに俺も進む。こうして、鬼の包囲網を崩した後に皆を先に行かせたあとに、俺達で銃殺させながら後を追う俺達。で、今は夜になったが、まだ追ってくる鬼達。
「まだ追ってくるか、野郎ども。乱れ撃ちだ!」
「了解。さいわいこちらは弾が無限大ですので問題はありませんが、他の隊の鉄砲隊のが」
「わかっている。だが、こちらとあちらでは違うしな。サバーニャ隊はミサイルで爆撃をしろ!」
『了解!』
と俺たちは追ってくる鬼達を迎撃している。その間に、少しでもと休んでいるけどな。
「主様が相当頑張ってはいるが、限界というのはないのか?主様は」
「後ろは黒鮫隊の者と一真様でやっていますし、大丈夫でしょう。それに一真様は神仏ですから、体力も無限にあるかと。それにしても・・・」
「随分減りましたね・・・・」
詩乃の言うとおり、一真隊や他の兵も戦の前に比べて、今は半数以下になっていた。
「今はひよが兵の把握に努めています。その報告を待つしかありません」
「主様は神仏だからか、それとも英傑なのかは分からんが
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ