十五章 幕間劇
軍議×情事の順番決め
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「恐らくこの辺りで、激しい突き合い・・・・に・・・」
「は、激しい・・・・あぅぅ・・・」
「そうですね。くんずほぐれつの・・・」
何を考えているんだ、みんなは。あれか、俺のあれを考えているのか。だとしたら、アカンぞ。今は大切な軍議なのにな。俺が止めるにしても、まだ続きそうだし。
「・・・し、雫・・・ちょっと代わって頂けますか?」
「ふぁ・・・・っ!」
「詩乃、大丈夫か?」
やはり俺の考えは当たりなのか。ひよたち主要のメンツは皆顔を赤くしている。鞠は分からないからいいとしてこれは、イカンぞ。
「ご心配なく。明日の決戦の前に、少々気が昂ぶっているだけかと・・・」
「ならいいけど。体調は万全にしろよ」
「はい・・・」
詩乃と入れ替わりで、話を継いだのは雫。
「あぅぅ・・・。では次は、一真隊の順番・・・についてですが・・・」
さっきの敵陣の動きはあれでいいと思うが。俺達は後方だから、前の動きは参考にしなくていいか。
「では、私が・・・・一番槍を引き受けますわ」
「だ・・・だったら、私はその次に・・・!」
「はい?ひよが前?」
「あ・・・。だめ・・・ですか?」
「ダメも何もひよは後ろだろ?」
それに戦う事は得意じゃない子だし。
「後の方がいい・・・・ですか?でも、私・・・・」
「おいおい。いつもは後ろなんだからな。それに前線だったらころもいるだろう」
「わ・・・・私ですか・・・・?」
「だって、ころはいつも前だろう」
なんか話がかみ合っていないが、みんなどうしたんだ?
「ハニー。ひよさんがせっかく勇気を振り絞って先に立つとおっしゃっているのですから」
「そうですよ。一真様」
「じゃあ、ころは?」
「私は中頃の方が」
「中衛なら詩乃や雫がいるだろうに」
「ふぇぇっ!?」
「私は殿を務めたいと思っていたのですが」
「詩乃が殿?殿は俺だろ」
一番戦闘力がない詩乃が殿やっても意味ないし。
「ねえ、鞠は鞠はー!」
「鞠は俺の背中を守るために一緒にいてほしいのだが」
「え・・・・そういう流れなんですか・・・・?」
おいおい。そういう流れってなんだよ。
「おい。これは何の順番なんだ?」
「決まっていますわ」
「戦いが終わった後の、その・・・・」
「一真様に可愛がって頂く、順番を・・・・」
「このアホ共がぁーーーー!!!」
と言って、ハリセンを出して鞠以外の者をハリセンで叩いた。
「さっきから聞いていたら明日の戦ではなくなっているが、これは何だ?軍議ではないのか」
「す、すみません。そ、そのはずだったのですが・
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