暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos49悪夢を終わらせる力/解放の弾丸〜Zauberkugel〜
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ことだろうし。だから・・・問題ない」
どういった魔法プログラムを搭載されたカートリッジから判らないが、魔術式に比べればどうってことはないはず。使いこなして見せるさ。シグナム達は俺の独断に文句はないのか黙っていてくれるし、『ではミッド式は、なのはとフェイトを主力、ルシリオンを補欠ということでよろしいですね』無事に決定した。
「ベルカ式は、あたしとルシルが主力で、シグナムが補欠なんだけど。はやてが入ったら、あたしかルシル、抜けなきゃなんねぇのか?」
『いいえ。カートリッジは私が、夜天の書にはアイルがそれぞれ役割分担していますから、誰かが抜けなければならないということにはなりません。が、カートリッジの制御が出来なければ抜けてもらいますが』
「ならいいんだ」
『ではベルカ式は、ルシリオンと紅の鉄騎が主力で、烈火の将が補欠ということでよろしいですね』
「「「ああ」」」
3人で首肯する。シュテルが『判りました。それぞれの魔導に合った調整を行いますので、もうしばら――』そこまで言いかけたところで、『わわ!?』彼女の頭上にアリサの姿を借りたマテリアルであるフラム・ザ・リヴェンジャーが突如として出現し、『きゃん!?』シュテルへと落ちた。
『フ、フラム!? どういった再起動ですか!? 早く退きなさい! 重い!』
『も、申し訳ないのであります、シュテるん! 陛下に強制的に再起動されたのでありますよ。お主もそろそろ働いて来んか、と蹴り出されたのであります・・・』
モニター画面下からドタバタと慌ただしい効果音が漏れ聞こえてくる。乱れた髪とバリアジャケットのままシュテルとフラムが画面下からにゅっと現れる。そして髪を手櫛で治しながら『コホン、失礼しました』シュテルが話を切りだす。
『フラムの再起動によって状況がまた変わりましたので、主力や補欠と言った括りを無くします。これよりフラムと共に急ぎカートリッジの作成を行いますので、補欠や脱落した方々を含めてもうしばらくお待ちを。完成後、実戦形式で稼働確認をしていただきますので、そのおつもりで』
プツンと切れる通信。さっきまでのジャンケンはなんだったのかと若干ヘコみながらも、ベルカ式の戦力が確実にアップしたことには純粋に喜ばしい。シグナムも自分が主力へと繰り上がったことで安堵しているのを見ていると、「あのさ、ルシル。さっきはその・・・」アリサが声を掛けてきた。
「出過ぎた真似だったか?」
「そうじゃないわよ。ちょっと自分に自信が無かったから・・・。助けてくれてありがとうって」
「どういたしまして。それでどうする? アリサ。シュテルの言い方だと、脱落したシャルやアリサの分のカートリッジも作成されると思うが」
空戦が出来ないからという理由で脱落したと知らな
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