暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos49悪夢を終わらせる力/解放の弾丸〜Zauberkugel〜
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ばいいじゃん!」
「アホかお前。空戦S+のルシルと、空戦に関しちゃ素人レベルなら陸戦AAA+なお前を比べるってルシルに失礼過ぎんだろうがよ。砕け得ぬ闇は空戦できるし、速ぇし、硬ぇし、高ぇし。それに付いて行けんのって、空戦がしっかり出来るあたしとシグナムとルシルくらいだ。つうわけで、お前クビ」
「うぐぐ・・・! 言い返せないのが超絶悔しい・・・!」
シャル脱落決定。そして俺の参戦が勝手に確定。ガクッと四つん這いになって本気でヘコむシャルから視線を逸らしたヴィータが「もしはやてとリインフォースが参戦することになったら退くことになるだろうけど」と言ってシグナムと向き合う。
シュテルとアイルの2人掛かりでカートリッジ作成は余裕ギリギリだという。そこに、カートリッジとは違う手法を新たに作り出すとなると、自然的にカートリッジの作成が遅れることになるだろうからな。はやてへのプログラム付与とベルカ式カートリッジ1発分になるわけだ。
「ああ。しかしそれが叶わなかった時の為にも、私とお前、どちらが参戦するかを決めよう」
「応とも! 下手にバトって疲れちゃ本末転倒だから、ここは平和的にジャンケンだ!」
「いいだろう。望むところだ」
シグナムとヴィータが、はやてとリインフォースの代役になるかもしれないという覚悟の上で、「ジャンケン、ポイ!」ジャンケンを始めた。と言うか、シグナムがジャンケンってちょっとシュール。真剣な表情でグー・チョキ・パーと勢いよく手を出すシグナムが、ちょっと可愛いと思ってしまった。
「ふむ。私の勝ちだな」
「誰も1回勝負なんて言ってねぇだろ! 3回勝負だ!」
シグナムとヴィータを遠巻きに眺めていたなのは達に俺は気付き、「ん? なのは達は決まったのか?」そう訊くと、「アリサが辞退してくれたんだ」とフェイトが答えてくれた。
「まぁあたしは空戦できないし、魔力量もなのはやフェイトより下だしさ。レガリアを使えたらまた違うだろうけど、どっちにしろまともに空戦が出来ないんじゃ無理な話なのよね〜」
「そういうわけで、ミッドは私とフェイトちゃんの2人になりました」
「アリサやすずか達の分まで頑張るからね!」
「ありがとう、フェイトちゃん。なのはちゃんも頑張ってね♪」
「頑張んなさいよ、ミッド式代表!」
「「うんっ!」」
ほんわか空気に包まれているミッド式チーム。それに比べてうちのベルカ式チームときたらもう。シャルは、「なのは達と一緒に戦うことも出来ないわたしは愚図なの?」としくしく泣き始めるし、「ご、5回! いんや10回勝負だぞ!」ヴィータはなかなか負けを認めないし、「しつこいぞ、ヴィータ。私の勝ちでもういいだろう?」とシグナムも呆れ果てている。
「あらあら。なのはちゃ
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