入学編〈下〉
四葉家でのお呼ばれ
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考えろと?精神系統だと、俺の属性はゴースト辺りになるけど」
「ゴースト、ねえ。例えばどんなのあるの?」
「ナイトヘッドとかシャドーパンチとかじゃねえの?ナイトヘッドは、自分の精神力が高ければ相手にそれを精神ダメージとして与えたり、シャドーパンチやシャドークローは相手の精神に直接ダメージとして与えるとか。あとはゴーストダイブといって、相手の影の中に入ったと見せかけて相手の精神世界を壊すとか・・・・。何メモしてんだよ真夜?」
「だって、それが実現したら使い手としては良いと思うわよ?特にゴーストダイブはいいわね、それで精神を破壊したらそれはもう廃人にしかならないわ」
まあそりゃそうなんだけど、そしたらさっき話したのを第四の方で研究する事になったとか。冗談で言ったのにホントに再現するらしいな、まあ現代魔法の系統外魔法なら再現可能なんじゃねえのと思いながら、話していたけど。今度は真面目な話で、人間がドウター化になった話だった。誰から聞いたんだと聞いたら、蒼い翼関連の者から聞いたと言ってたな。おそらくCBと繋がっている者から聞いたのか、報告書をヴェーダに送ったからそれを見たのかは知らん。ヴェーダの閲覧する資格というのは、あるにはあるんだが見れるヤツはトレミーの乗員なら誰でも見れると誰かがそう設定したんだと。だからなのか、元部下で元乗員だった真夜でも見れるらしい。
「ところで、あの司甲だっけ?彼も入院していると聞いたけど、自主退学すると聞いたわ」
「ああそれは知っているが、司甲にはドウター反応がなかったそうだ」
「するとエガリテには魔弾を飲ませていないという感じなわけね。魔弾を飲んだのはブランシュ日本支部の奴らのみということかしら」
「今の所はそれだけだ。でもいったい誰が、ドウター化する薬を渡したのかは結局分からず仕舞いだ」
「貢のところで調べてもらったけど、答えは分からなかったわ。黒羽家の諜報部門でもね」
「その貢のとこのアイツらは元気にしてんのか?それとドウターについての戦い方とか」
アイツらとは、貢の子で黒羽亜夜子と黒羽文弥だ。貢と一緒で記憶共有者だ。そしたらもうとっくに言ってあるそうで、警棒にガイアメモリするメモリも持たせているからなんだと。あとは他の使用人について聞かれた。ここにいる青木についてだ、葉山さん同様に記憶共有者ではないから嫌味でも言われてないか聞かれたけど。四葉家には序列があるそうだが、それは表沙汰だけでホントは序列なんてないだと。四葉家の資産管理を10年以上担当している奴らしいんだが、見た目がウザいヤツだから見張りとして蒼い翼の財政担当者から派遣されていて、資産を管理している。
「あとは、あの時見せたあなたの魔法というより、聖剣エクスカリバーとかソレスタルビーイングに繋がってい
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